皆さんこんにちは。
CC科の山岸です。暑い日が続くようになって、いよいよ6月突入ですね。
5月のブログで、「子どもの今を知っていますか?」知るためには、
「家族の会話」の時間がとれるといいですね。
就職、専門学校進学の場合には、職業イメージが、働くことのイメージが
必要になるので、「お父さん出番ですよ」とお話してましたが、
いかがでしたか?
そうは思っていても、そう言われても、必要だけど・・・
○会話の時間がなかった(もてなかった)
○話しをしてくれなかった
○会話にならなかった
○何を話せばいいのか・・・・と考えてただけだった
などのご意見を頂きました!!
ご意見、ありがとうございました。
そこで、今月は「どうやって話すのか」「子どもに変化してもらう方法」
について、少しお話したいと思います。
お子さんと話すときに、どのやって話しかけるのかわからないと
いう声もありましたので、少し具体的にいきますね。
「ねえ、ちょっと話したいことがあるんだけどちょっといい?」
「ねえ、ちょっと話してもいい?」
が良いと思います。
会話をするときに心がけたいことは、
①丁寧に話す・・・・いきなり話しださない、主語を必ず入れる など
②手をとめて話す・・何かしながら会話でなく、お互い座って話す
お茶を飲みながらでも、ゆっくりとした時間の確保 など
③肯定文で話す・・・「○○しかできないから」「でもね・・」
「だって、いつも・・・しないじゃない」など
まず、コミュニケーションをとる最初の段階ではこの3点が重要だと
言われています。
最初の声をかける部分でも、
「ちょっと座れ」「進路、どうするつもり?」など突然に用件を話すことは、
避けたいですね。
今の心配なお子さんの状態から、できるだけ良い方向に向かえるような変化を
求めたいので、最初に良い関係を作っておきたいですよね。
誰でもそうですが、相手が丁寧に、脅さず、怒らずに対応してくれれば、
自分もそのように対応するものです。
お子さんとでも、他の人とでもコミュニケーションの基本は同じですから。
自分の子どもとなると、急に
どう切り出そうか?
どうやって話そうか?
などど、悩んでしまいますが大丈夫です。いつも他の人と行なう会話の
基本でいいのです。
~あるご家庭の1シーン~
親「ちょっと、TVばっかりみて、進路とか考えてるの?」
子「考えてるよ~。うるさいな」
親「考えててるってどんな風に?」
子「え、何が。大丈夫だって」
親「大丈夫、大丈夫って思ってるのが一番、怖いんだからね」
子「わかってる」
親「で、どうするつもりなの?」
子「・・・・・(うるさいな~)・・」
~ちょっと、変えてみましょう~
親「ねえ、ちょっと話があるんだけど、今してもいい?」
子「話?なんの? 今じゃなきゃ駄目?」
親「今なら、時間がとれるからできれば今がいいんだけど、
ちょっと、こっちに来てよ」
子「え~。いいけど」
親「ちょっと、私が気になってることがあるんだどね。
あなたの進路の話。就職とかって大変だって言うからさ、
心配してるのよ。」
子「あー、就職ね。大変だよ。」
親「やっぱり。お母さんの時も大変でさ、というよりストレスが
たまっちゃって、たまっちゃってさ。
何をどうすればいいのかわかんないし、不安でさ~。」
子「俺も、そうかな。お母さんもそうだったの?」
親「そうよ。お父さんだって、そうよ。」
子「へ~。」
・・・・・・・・
いかがですか?
相手が、身近な家族だと少し乱暴になったり、相手に依存して、内容を
省いたりしてしまいがちですが、今回はできるだけ丁寧にしてみてください。
お子さんの返答にも、変化が現れますよ!!
1人だと悩んでしまうけど、保護者みんなで悩めば怖くない!!
一緒に解決していければと思っています。
ご意見や、こんな話しが聴きたい!! 等お待ちしてます。
こちらへ ↓
cc@tcw.ac.jp
前回「親だって悩んでいる!」はこちらから!
CC科の山岸です。暑い日が続くようになって、いよいよ6月突入ですね。
5月のブログで、「子どもの今を知っていますか?」知るためには、
「家族の会話」の時間がとれるといいですね。
就職、専門学校進学の場合には、職業イメージが、働くことのイメージが
必要になるので、「お父さん出番ですよ」とお話してましたが、
いかがでしたか?
そうは思っていても、そう言われても、必要だけど・・・
○会話の時間がなかった(もてなかった)
○話しをしてくれなかった
○会話にならなかった
○何を話せばいいのか・・・・と考えてただけだった
などのご意見を頂きました!!
ご意見、ありがとうございました。
そこで、今月は「どうやって話すのか」「子どもに変化してもらう方法」
について、少しお話したいと思います。
お子さんと話すときに、どのやって話しかけるのかわからないと
いう声もありましたので、少し具体的にいきますね。
「ねえ、ちょっと話したいことがあるんだけどちょっといい?」
「ねえ、ちょっと話してもいい?」
が良いと思います。
会話をするときに心がけたいことは、
①丁寧に話す・・・・いきなり話しださない、主語を必ず入れる など
②手をとめて話す・・何かしながら会話でなく、お互い座って話す
お茶を飲みながらでも、ゆっくりとした時間の確保 など
③肯定文で話す・・・「○○しかできないから」「でもね・・」
「だって、いつも・・・しないじゃない」など
まず、コミュニケーションをとる最初の段階ではこの3点が重要だと
言われています。
最初の声をかける部分でも、
「ちょっと座れ」「進路、どうするつもり?」など突然に用件を話すことは、
避けたいですね。
今の心配なお子さんの状態から、できるだけ良い方向に向かえるような変化を
求めたいので、最初に良い関係を作っておきたいですよね。
誰でもそうですが、相手が丁寧に、脅さず、怒らずに対応してくれれば、
自分もそのように対応するものです。
お子さんとでも、他の人とでもコミュニケーションの基本は同じですから。
自分の子どもとなると、急に
どう切り出そうか?
どうやって話そうか?
などど、悩んでしまいますが大丈夫です。いつも他の人と行なう会話の
基本でいいのです。
~あるご家庭の1シーン~
親「ちょっと、TVばっかりみて、進路とか考えてるの?」
子「考えてるよ~。うるさいな」
親「考えててるってどんな風に?」
子「え、何が。大丈夫だって」
親「大丈夫、大丈夫って思ってるのが一番、怖いんだからね」
子「わかってる」
親「で、どうするつもりなの?」
子「・・・・・(うるさいな~)・・」
~ちょっと、変えてみましょう~
親「ねえ、ちょっと話があるんだけど、今してもいい?」
子「話?なんの? 今じゃなきゃ駄目?」
親「今なら、時間がとれるからできれば今がいいんだけど、
ちょっと、こっちに来てよ」
子「え~。いいけど」
親「ちょっと、私が気になってることがあるんだどね。
あなたの進路の話。就職とかって大変だって言うからさ、
心配してるのよ。」
子「あー、就職ね。大変だよ。」
親「やっぱり。お母さんの時も大変でさ、というよりストレスが
たまっちゃって、たまっちゃってさ。
何をどうすればいいのかわかんないし、不安でさ~。」
子「俺も、そうかな。お母さんもそうだったの?」
親「そうよ。お父さんだって、そうよ。」
子「へ~。」
・・・・・・・・
いかがですか?
相手が、身近な家族だと少し乱暴になったり、相手に依存して、内容を
省いたりしてしまいがちですが、今回はできるだけ丁寧にしてみてください。
お子さんの返答にも、変化が現れますよ!!
1人だと悩んでしまうけど、保護者みんなで悩めば怖くない!!
一緒に解決していければと思っています。
ご意見や、こんな話しが聴きたい!! 等お待ちしてます。
こちらへ ↓
cc@tcw.ac.jp
前回「親だって悩んでいる!」はこちらから!