テーマは公害訴訟。
山々に囲まれた美しい集落「旧絹美村」。
そこに5年前に大企業の化学工場ができて以来、
住民に健康被害が相次ぐ。
村の老人たちは、優秀で戦える弁護士を探そうとする。
噂を聞いた古美門弁護士の法廷に行き、
その尋問を実際に見て、この弁護士しかいないと得心し
て、古美門に依頼する。
困ったときに、弁護士をどうやって探すか?
多くの人は、ちょっと知っているとか、知り合いに紹介してもらったり、弁護士会の法律相談で
たまたま担当だったとか....
でも、この老人たちのように、法廷を実際にその弁護士を見て選ぶというのが、
いちばんいい選び方かもしれません。
法廷、特に証人尋問に、弁護士の力量がいちばんよく現れてきます。ときには、その人格も。
私も、法廷で選ばれるように頑張らないと!
もう一つ、古美門の偉かったところ。
依頼者が田舎者だから、老人だから、貧しいからといって、侮らず、態度を変えないところ。
こういう依頼者だから、この程度の結論で落ち着かせとけばいいだろうと誤魔化さないで、
老人たちに対等に接して、弁護士としてベストを尽くそうとするところ。
見習わないと。
リーガル・ハイ第9話はこちら