2017年12月27日。毎年の年末頃にワイフの誕生日祝いを兼ねて夫婦で旅行へ行くことにしている。
ここ数年は愛車シビックであちこち出かけたが、何年ぶりかでバスツアーに乗車した。
初日は関越道~上信越道を通り東部湯の丸ICで降りて「生島足島神社」へやって来た。
この長野県上田市下之郷にある神社は「生きとし生けるもの万物に生命力を与える「生島大神」と、生きとし生けるもの万物に満足を与える「足島大神」の二神が祀られ、摂社(下社・下宮)には諏訪大神が祀られる信濃屈指の古社です」と公式HPに載っている。
ライブカメラで現在の状況がチェックできるので興味のある方はどうぞ。
http://live.ueda.ne.jp/ikushima.html
次にやって来たのは上田駅にもほど近い「北国(ほっこく)街道・柳町」の街並み。
木曽路の中山道沿いの馬籠宿とかは夙(つと)に有名だが、こちらは最近になって売り出した街並みだそうだ。
今残っているのは、真田氏の時代にすでに作られた商店街とのこと。
柳町の公式HPかどうか不明だが、とりあえず
http://yanagimachi-ueda.jp/
今夜の宿は「横谷(よこや)温泉旅館」、横谷温泉の一軒宿である。
ググってみたら、
風水カウンセラー谷口令先生お墨付きのパワースポットでもある横谷温泉旅館。
諏訪大社からの気の流れが通っており、横谷渓谷全体に、とても良い気が満ちているとのこと。
また、温泉は自家源泉で湯量も豊富。 豊かな湧出量は毎分約1000リットルにも及ぶ。保温・保湿に優れ、貧血予防にも効果あり。
温泉と良いエネルギーに浸かりパワーチャージできるおススメ宿だ。
の、ようです。
着いたのは午後5時半をとうに過ぎ、あたりは真っ暗で気温は既にマイナス。
写真は翌朝撮ったもの
夕食が午後6時半からと決められていて風呂に行く時間が無いので、部屋の冷蔵庫から瓶ビールを出してきて喉を潤す。
「ぷは~!」
あぁ、この一杯がたまらない。
知らない者同士の団体ツアーだとトイレ休憩がままならないので、どうしても水分を制限しがちになる。
おっ! この部屋で無料のWiFiが使える。一息ついて早速メールをチェックする。
夕食は畳敷きの広間にテーブル席。団体旅行の常で部屋ごとにテーブルが決められている。
お膳は(いわゆる)団体向けで、いたって普通。
私達の夜の主食はアルコールなので、十分すぎる品数である。
会場の隅で信州そばの手打ちの実演が始まった。
場所が私たちのテーブルの近くだったので、丸い棒で延ばしてトントンと切る様子が良く見えていたが、対角のテーブルからは遠くて見えていなかったと思う。
アナウンスも何もなかったので、多くの人に気づかれずに蕎麦打ちはひっそりと終わった。
まさかこの時の打ち立て蕎麦ではないと思うが、十割そばとの触れ込みで蕎麦が出された。
食後の午後7時30分に集合で、氷瀑のライトアップを見に行くことになっている。
いつもだと2時間近くかけて晩酌を楽しむ迷惑な客なのだが、今夜は時間が無いのでアクセル全開で料理をつつく。
集合時間になりロビーへ行くと、旅館のガイドから70cmほどの縄を2本渡された。
途中の路面が凍結しているので靴に巻いて滑り止めにするのだそうだ。
縄を二重に巻いて準備ができると、いよいよ氷瀑に向かって行進が始まる。
「氷瀑」とは、岩肌からしみ出す湧き水が氷結し、毎晩の冷え込みによりその厚みを増して大きくなる、自然が作り出した巨大で珍しいオブジェです。
だ、そうだ。
今夜は宿から一番近い「霧降の滝氷瀑」へ行く。普通に歩けば5分位の距離を、小股で足裏に注意を払いながらソロソロと歩く。
気温はマイナス8℃。山道はツルツルに凍っている。
到着した氷瀑は川とは反対側の崖にできていた。
ライトアップされているとの事だったので、カラフルなイメージを勝手に膨らませていたのだが、大きな投光器1機のみで照らしていたのでチョット拍子抜け。
「3、2、1」で下から何色かのLEDランプで照らしたら、「ぅおー」となること間違いないと思うのだが…。
宿へ戻り、冷えた体を温めた。
ここの湯は、鉄分を含んだ黄金色の自家源泉と炭酸ガスを含んだ泉質をダブルで満喫できるのがウリ。
写真が撮れないので、横谷温泉旅館のHPから拝借 横谷温泉旅館公式HPはこちら
二日目の朝は7時に朝食で8時出発。とっても慌ただしい。
最初に訪れたのは「御射鹿(みしゃか)池」。
この数年で人気の出たフォトスポットだそうだ。
鏡のような水面に映る風景が絶品とのことだが、あいにく今回はほぼ全面結氷。
まぁ、雰囲気は分かります。
季節によっては、こんな風景が見られるようです。
次に訪れたのは諏訪大社・下社春宮。
諏訪大社は信濃国の一宮(いちのみや)で、信濃国の中では最も社格が高いとされ諏訪湖を挟んで二社四宮の境内があるのだそうだ。
上社(かみしゃ)
・本宮 (ほんみや)・前宮 (まえみや)
下社(しもしゃ)
・秋宮 (あきみや)・春宮 (はるみや)
神殿
神殿の両サイドに立つ御柱(おんばしら)
入口の御影石の大鳥居
社殿の左奥にある「万次の石仏」へ行ってみた。
誕生の由来(下諏訪観光協会HPから抜粋)
明暦3年(1657年)、諏訪高島三代藩主忠晴が、諏訪大社下社春宮に遺石の大鳥居を奉納しようとした時のこと。命を受けた石工がこの地にあった大きな石を用いようとノミを打ち入れたおり、はからずもその石から血が流れ出た。驚き恐れた石工は大鳥居の造作を止め、あらためてこの不思議な石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立された・・とされているのがこの石仏です。
石仏の「万治」は、万治3年(西暦1660年)と刻まれているところによるものです。
この風貌から、なぜかジブリを連想してしまった…
続いて諏訪湖のほとりへ白鳥を見に行ったのだが…。
あいにく、まだ飛来して来ていなかった。いるのはカモばかり。
運が良ければこんな白鳥が見られるらしい。
この後、カンテン工場やら、みそ工場やら、良くある販売目当ての観光スポットなどを回って帰路についた。
その中の諏訪湖・湖畔のガラスミュージアムに展示してあったクリスタルボールを最後に紹介する。
さて、来年はどこへ行こう。
ここ数年は愛車シビックであちこち出かけたが、何年ぶりかでバスツアーに乗車した。
初日は関越道~上信越道を通り東部湯の丸ICで降りて「生島足島神社」へやって来た。
この長野県上田市下之郷にある神社は「生きとし生けるもの万物に生命力を与える「生島大神」と、生きとし生けるもの万物に満足を与える「足島大神」の二神が祀られ、摂社(下社・下宮)には諏訪大神が祀られる信濃屈指の古社です」と公式HPに載っている。
ライブカメラで現在の状況がチェックできるので興味のある方はどうぞ。
http://live.ueda.ne.jp/ikushima.html
次にやって来たのは上田駅にもほど近い「北国(ほっこく)街道・柳町」の街並み。
木曽路の中山道沿いの馬籠宿とかは夙(つと)に有名だが、こちらは最近になって売り出した街並みだそうだ。
今残っているのは、真田氏の時代にすでに作られた商店街とのこと。
柳町の公式HPかどうか不明だが、とりあえず
http://yanagimachi-ueda.jp/
今夜の宿は「横谷(よこや)温泉旅館」、横谷温泉の一軒宿である。
ググってみたら、
風水カウンセラー谷口令先生お墨付きのパワースポットでもある横谷温泉旅館。
諏訪大社からの気の流れが通っており、横谷渓谷全体に、とても良い気が満ちているとのこと。
また、温泉は自家源泉で湯量も豊富。 豊かな湧出量は毎分約1000リットルにも及ぶ。保温・保湿に優れ、貧血予防にも効果あり。
温泉と良いエネルギーに浸かりパワーチャージできるおススメ宿だ。
の、ようです。
着いたのは午後5時半をとうに過ぎ、あたりは真っ暗で気温は既にマイナス。
写真は翌朝撮ったもの
夕食が午後6時半からと決められていて風呂に行く時間が無いので、部屋の冷蔵庫から瓶ビールを出してきて喉を潤す。
「ぷは~!」
あぁ、この一杯がたまらない。
知らない者同士の団体ツアーだとトイレ休憩がままならないので、どうしても水分を制限しがちになる。
おっ! この部屋で無料のWiFiが使える。一息ついて早速メールをチェックする。
夕食は畳敷きの広間にテーブル席。団体旅行の常で部屋ごとにテーブルが決められている。
お膳は(いわゆる)団体向けで、いたって普通。
私達の夜の主食はアルコールなので、十分すぎる品数である。
会場の隅で信州そばの手打ちの実演が始まった。
場所が私たちのテーブルの近くだったので、丸い棒で延ばしてトントンと切る様子が良く見えていたが、対角のテーブルからは遠くて見えていなかったと思う。
アナウンスも何もなかったので、多くの人に気づかれずに蕎麦打ちはひっそりと終わった。
まさかこの時の打ち立て蕎麦ではないと思うが、十割そばとの触れ込みで蕎麦が出された。
食後の午後7時30分に集合で、氷瀑のライトアップを見に行くことになっている。
いつもだと2時間近くかけて晩酌を楽しむ迷惑な客なのだが、今夜は時間が無いのでアクセル全開で料理をつつく。
集合時間になりロビーへ行くと、旅館のガイドから70cmほどの縄を2本渡された。
途中の路面が凍結しているので靴に巻いて滑り止めにするのだそうだ。
縄を二重に巻いて準備ができると、いよいよ氷瀑に向かって行進が始まる。
「氷瀑」とは、岩肌からしみ出す湧き水が氷結し、毎晩の冷え込みによりその厚みを増して大きくなる、自然が作り出した巨大で珍しいオブジェです。
だ、そうだ。
今夜は宿から一番近い「霧降の滝氷瀑」へ行く。普通に歩けば5分位の距離を、小股で足裏に注意を払いながらソロソロと歩く。
気温はマイナス8℃。山道はツルツルに凍っている。
到着した氷瀑は川とは反対側の崖にできていた。
ライトアップされているとの事だったので、カラフルなイメージを勝手に膨らませていたのだが、大きな投光器1機のみで照らしていたのでチョット拍子抜け。
「3、2、1」で下から何色かのLEDランプで照らしたら、「ぅおー」となること間違いないと思うのだが…。
宿へ戻り、冷えた体を温めた。
ここの湯は、鉄分を含んだ黄金色の自家源泉と炭酸ガスを含んだ泉質をダブルで満喫できるのがウリ。
写真が撮れないので、横谷温泉旅館のHPから拝借 横谷温泉旅館公式HPはこちら
二日目の朝は7時に朝食で8時出発。とっても慌ただしい。
最初に訪れたのは「御射鹿(みしゃか)池」。
この数年で人気の出たフォトスポットだそうだ。
鏡のような水面に映る風景が絶品とのことだが、あいにく今回はほぼ全面結氷。
まぁ、雰囲気は分かります。
季節によっては、こんな風景が見られるようです。
次に訪れたのは諏訪大社・下社春宮。
諏訪大社は信濃国の一宮(いちのみや)で、信濃国の中では最も社格が高いとされ諏訪湖を挟んで二社四宮の境内があるのだそうだ。
上社(かみしゃ)
・本宮 (ほんみや)・前宮 (まえみや)
下社(しもしゃ)
・秋宮 (あきみや)・春宮 (はるみや)
神殿
神殿の両サイドに立つ御柱(おんばしら)
入口の御影石の大鳥居
社殿の左奥にある「万次の石仏」へ行ってみた。
誕生の由来(下諏訪観光協会HPから抜粋)
明暦3年(1657年)、諏訪高島三代藩主忠晴が、諏訪大社下社春宮に遺石の大鳥居を奉納しようとした時のこと。命を受けた石工がこの地にあった大きな石を用いようとノミを打ち入れたおり、はからずもその石から血が流れ出た。驚き恐れた石工は大鳥居の造作を止め、あらためてこの不思議な石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立された・・とされているのがこの石仏です。
石仏の「万治」は、万治3年(西暦1660年)と刻まれているところによるものです。
この風貌から、なぜかジブリを連想してしまった…
続いて諏訪湖のほとりへ白鳥を見に行ったのだが…。
あいにく、まだ飛来して来ていなかった。いるのはカモばかり。
運が良ければこんな白鳥が見られるらしい。
この後、カンテン工場やら、みそ工場やら、良くある販売目当ての観光スポットなどを回って帰路についた。
その中の諏訪湖・湖畔のガラスミュージアムに展示してあったクリスタルボールを最後に紹介する。
さて、来年はどこへ行こう。