このブログではちょっと役立つお金の情報を発信しています。
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今日は資産運用は一括と分割どちらが得かお伝えします。
今日の目次
①同じ金額を運用したとしても
②初期の入金力の大きさ
③なんでそうなるの?
④まとめ
それではスタートです!
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①同じ金額を運用したとしても
たとえば600万円の元本を20年運用するとしましょう。
その際、最初に一括で600万円を入金するのと、月々に分割してトータルで600万円を入金するのとでは結果はどう変わるでしょうか。
いずれも金利7%とします。
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②初期の入金力の大きさ
以下の2つのツールを使ってシミュレーションしてみます。
その結果、最初にまとめて600万円を入金した場合、約2321万円。月々に分割して入金した場合、約1302万円。
なんと1000万円も開きがありました。
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③なんでそうなるの?
これはひとえに複利の力の働き方の違いと言えます。
最初から600万円入れた場合、600万円に7%の利子がつき642 万円になります。次の年にはこの642万円に利子がつき約687万円になります。
お金の膨らみ方が大きいんですね。
一方、月々に分割した場合どうでしょうか。600万円を20年で割ると、月に2.5万円、年間30万円を積み立てることになります。
年間30万円に7%の利子がつくので、初年度は32万円です。次の年は、これに30万が足され62万円に7%の利子がつくので66万円になります。
一括に比べて少しずつ膨らんでいくことがわかります。
分割で積み立てる場合、一括で入金するよりも複利のかかり方が弱いのです。
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④まとめ
積み立てNISAはもちろん分割で積み立てるものです。
そのため複利の力を活かしきれないんですね。
とはいえ一度に何百万円も入金できる人は少ないでしょう。
そのためとくに若い人は積み立てNISAでコツコツ積み立てることになります。
ただ一括か分割かでこれだけの違いがあることを今日はお伝えしたかったのです。
可能なら積み立てNISAを使わず、初期にドカンと入金した方がお金は増えることをお伝えしたいと思いました。
参考にしていただければ幸いです。
それでは今日もよい一日を!