このブログではちょっと役立つお金の情報を発信しています。
今日は日本人のお金に対する価値観を考えます。
日本人は自分が働いて得たお金はきれいなお金で、株や投資で得たお金は汚いお金だと思っている気がします。
しかし、投資で得たお金は本当に汚いのでしょうか。
最近このブログではおなじみの『教養としての投資』の著者の奥野さんはこう言います。
0を1にするのが発明家や経営者で、1を100にするのが投資家だと。
たとえば飛行機を発明したのはライト兄弟ですね。そこにお金をつけて世界に飛行機を普及させたのが投資家なんです。
つまり投資家がライト兄弟の発明に目をつけ、そこにお金をつけなければ、1のままで終わっていたかもしれないのです。
もし1のままで終わっていたら、今日私たちが飛行機で世界を旅することもできなかったかもしれません。
つまり投資って世の中をよくする活動なのです。私たちの生活をより便利で快適にするお手伝いをしているわけですね。
もう一つ例をあげましょう。日本人でノーベル賞をとった山中伸弥教授をご存知でしょうか。
山中教授はiPS細胞を発見しました。そこにお金をつけ実用化するのに貢献しているのが投資家です。
正確には、実用化しようとする企業の株を買っているのが投資家ですね。
企業は株を発行し、投資家からお金を集めることで新製品の開発や生産を拡大することができます。
そして実用化された際には、投資家は利益の一部を受け取るわけです。世の中をよくすることに貢献したお礼ですね。
だからみなさん、投資は後ろめたいことではありません。胸を張って投資しましょう。そしてその恩恵(リターン)を堂々と受け取りましょう。
世の中をよくしてお金ももらえる。こんな素晴らしいことはありません。もちろん、自分が働くことも大切なことです。
だから自分も働き、投資によってお金にも働かせる。そうすれば2倍社会はよくなります!
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