平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

2月9日~2月15日

2014-02-10 15:47:36 | 地元紙の見出しから

2月15日(土)宮古毎日新聞
百条委委員会を設置 (沖縄)県議会 知事の辺野古承認を検証へ 野党の賛成多数で可決
道徳新教材が完成 4月から使用 文部省
中部電 浜岡4号機 安全審査申請 政府要請で停止、防波壁など対策
高さ22メートルの防波壁 中部電 対策3000億円

2月14日(金)宮古毎日新聞
ケネディ米大使が辺野古視察 沖縄初訪問終える
移設阻止へ権限行使は当然 (稲嶺進)名護市長 「乱用」批判に反論
【ワシントン時事】慰安婦問題「人道的視点で」 (キャンベル)前(国務)教次官補 日韓改善促す
「放送通じ信頼回復」 (籾井勝人)NHK会長、初の定例会見
「特定秘密保護法は違憲」 全国初 (藤森克美)弁護士が国提訴 静岡地裁
事故時の航路再現 海自艦衝突で現場検証 海保

2月6日(木)宮古毎日新聞
基地負担軽減に尽力 米大使 仲井真知事と会談
衆院予算委 「誹謗中傷、冷静に反論」漫画祭慰安婦問題で首相 
東京裁判は「虚構」 河野談話も批判 維新・石原(慎太郎)氏
【ニューヨーク時事】今度は「東海」単独表記 米東部州で法案提出

2月12日(水)宮古毎日新聞
ケネディ米大使、沖縄初訪問 きょう仲井真知事と会談
【南京時事】中台担当閣僚が公式会談 49年の分断後初めて
中台関係,新段階に 「対話圧力」強める中国政府
【北京時事】平和統一へ前進狙う 習政権、大きな一歩
憲法解釈、閣議決定で変更 集団自衛権容認へ首相方針
【バンコク時事】中国軍が初参加 米タイの合同軍事演習
【ソウル時事】村山(富一)元首相 元慰安婦と面談 体験描いた絵画展見学 韓国
【ソウル時事】「慰安婦の日」制定へ海外と連携強化 韓国  
【ニューヨーク時事】NY州でも「東海」併記法案 「日本海」は殖民時代を連想
 《スタビスキー上院(民主)・ブランンスタイン下院〈同〉)》提出議員

2月11日(火)宮古毎日新聞
普天間運用停止で協議会
宮古島分屯基地 レーダードームを撤去 最新鋭の機器設置へ
衆院予算委 「北朝鮮が米攻撃」(安倍信三)首相例示、集団自衛権容認に意欲
足元定まらず追求半端 集団自衛権で民主・海江田氏
「誇りある国」へ決意 建国記念日で初のメッセージ 安倍首相

都知事選、舛添氏が圧勝 「原発ゼロ」宇都宮、細川氏抑え 投票率46・14%の低水準

2月10日(火)宮古毎日新聞(休刊)

○2月9日(日)宮古毎日新聞
【ワシントン時事】日米外相 中国の防空圏拡大阻止 ケリー氏、対韓改善ただす
【ワシントン時事】揺るぎない同盟」演出 日米、懸念は変わらず
【モスクワ時事】「五輪外交」面目保つ プーチン政権 G8の日本重視
重厚な演奏で魅了 陸自中央音楽隊 「威風堂々」など披露


考えるな、撃て!

2014-02-10 13:40:09 | インポート

 陸上自衛隊中央音楽隊といえば自衛隊の音楽隊の中では最高峰らしい。吹奏楽をやっている児童生徒や大人たちも一度は聴いてみたいと思うシロモノかもしれない。それにましてやタダだ。

 8日土曜日、昼の公演前の1時(今回は2時と7時からの2回公演)に演奏会反対のビラを配りにマティダ市民劇場に行くと、まだ開いていない入口にはもう子供たちがいる。つい「ダマされるなよ」と唇を噛む。

 私が宮古島に来て4年、米軍の演奏会に始まり、毎年自衛隊の音楽隊が来る。もちろん自衛隊OBの隊友会や商工会を中心とした自衛隊協力会も動くが、まず学校の音楽関係の部活で全員、チケットが1枚ずつ配られる。ほかに同伴したいという者がいればそれにも支給される。だから演奏会開催が公表されると同時に申し込みは締め切りとなる。

 演奏会に協力させられた教育関係者は異口同音に「一流の演奏を生で聴く機会の少ない子供たちのために」と言う。「音楽は音楽だから」と言う人も多い。だが、果たしてそれで済まされることなのだろうか。

 今回の演奏会の目的は言うまでもない。宮古島のほか、石垣、宜野湾、名護といった日程を見れば一目瞭然だ。軍隊はより多くの基地を持ちたがり、自衛隊もその例外ではあるまい。その音楽隊は、宗教としてのキリスト教が住民の意識を変えさせ、列強の植民地支配の尖兵となったように、音楽でその役目を忠実に遂行しているのだ。それをわかっていながら「子供たちのため」「音楽は音楽」というのは、純粋に音楽を聴きに来た子どもたちをダマすことにならないか。そしてやがてそれが新たな戦争につながり、その子供たちをまた戦場に送ることになりはしないか。

 ついでに先日、新聞に防衛大学校に合格という記事があった。はじめは地元紙の有名大学に合格という記事を見て、何と大らかな社会かと微笑ましく思ったが、防衛大学校ともなれば自衛隊協力会の会長である宮古島市長も顔を出す。災害救援活動をする自衛隊を見て自分で選んだ道だから何も言うことはないが、ひとつ、自衛隊の本来任務は軍隊として、敵と戦うことだ。

 昨今、離島奪還とやらで、自衛隊がアメリカまで行って米兵と共同訓練をしている。そのときまず教えられるのは「考えるな、撃て!」だという。幹部自衛官といえばそれを教える立場なのだ。(普)