あの想像は生煮えの芋のように食えない、卑怯だ。 2016-02-24 20:10:00 | 小説 あの想像は生煮えの芋のように食えない、卑怯だ。とそう思い至らない幸男の方こそ、勝手な男だと夏子に密かに思われたかもしれなかった。 「岬ホテルに、ぼくは訪ねていこうか、否それは二度裏切ることになる。夏子は訪ねていく?・・・・・・」 (「おしのび」つづく)