50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

しかし蔑みあいながら、互いに認め合っている、それが可能なら・・・

2016-02-22 20:34:02 | 小説
しかし蔑みあいながら、互いに認め合っている、それが可能なら平和にいけるはずだった。あるファンが昂じて憎しみに憑かれた、そんな夏子と幸男は決めつけた。それにしてもそう偉そうなことが言えるだろうか、ぼくも。畳の上に反転。頭を抱えた幸男なのだ。

(「おしのび」つづく)


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