26日、この夜も晴天で、如何に私の日頃の精進が良いかが判ります(^^;
予報では夜半より曇って来るとのことでしたが、空を見ると全然心配ない様な感じ。昨夜より一寸だけゆっくり20時丁度よりμ-210+ミザールEX赤道儀の組み合わせで火星狙いで臨みました。昨夜より透明度も高く気温も開始時より-7度でした。
若干の温度順応はしておりましたが、やはり一時間位はパッとした見え方では有りません。如何に短筒では有ってもバッフルの放熱は如何ともし難く、ニュートン鏡より立ち上がりは悪いです。(此れは、いつも感じていることです)
先ずはβOriに向けシーイングのチェック。昨日より若干良い感じです。しかし、21センチの能力を発揮するには堪えないものでは有りますが・・・一通り、昨夜の重星を再観望。やはり、重星にはTOA130が向いているなと再認識。昨夜、あれ程綺麗に見えたΣ790Oriも一寸冴えません。22時頃より火星に鏡筒を向けましたが、やはり、13センチとの差は感じ、微細な模様が判り易いなと思います。アキダリアの海や、マルガレッド、オーロラの湾等の形が可也良く見えます。 重星にはTOA130が上ですが、惑星はμ-210が優位です。(口径が大きいだけに期待の出来る見え方で、楽しい) その後、αCMa(ジフラクションリングが時折見える)やα、38Gem,β、εMonを見て、駄目もとで、14、42Oriを見ますが結果は全然駄目、当然、ジフラクションリングが時折見えたとは云ってもαCMaも掠りもしませんでした(^^; 最後に昨夜と同様に土星を見ましたが、昨夜より遥かに良く見えリングが鋭く本体を横切っているのが綺麗に見えました。 途中、20分程寒くて家に逃げ込みましたが、昨日に引き続き3時間程の観望時間でした。終了時(23時)の気温は-9.5度で昨夜より幾分低かったようです。画像は開始30分後頃ですが、霜が着き始めて居ります。 この夜は朝までと思いましたが、天気予報通り曇り始め終了時には快曇状態に為ってしまいました。 年末の予報も悪いようで、此れが、今年の星見は見納めでしょう。でも、大きなプレゼントでした(^^)