先日に続き今回は(17日)PENTAX75にて殆んど前回と同様の重星を巡った。 但し、前回と比べ透明度及びシンチレーション共に少々劣ってはいたが、先ず先ずの観望日和と云えた。 (開始時間は23時頃で観望時間も50分程)
相変わらずの軽量機材なのでセットは瞬時。 お決まりのプルケリマから始め、空と機材の状態を凡そに掴む。 鏡筒には1,4倍コンバーターを装着しているので焦点距離は700ミリとなっている。 アイピースは4~10ミリで多用したのはニコンNAV-7SWで、此処最近では同5SWと共に常用中の常用となっている。
前回に観た重星に加えて、カシオペヤ座η星とι星、それに美しさではアルビレオと双璧を成すアンドロメダ座γ星アルマク、それと難物のさそり座α星アンタレスと近傍にある蛇使い座ρ星。
個人的に、見栄えでは前回同様に3インチと云う口径の関係も有り、大熊座のミザールがトップの見え方。(3重星と云うことと伴星のアルコルとの光度差が絶妙) アルビレオとアルマクは離隔の違いも有り勝負つかず。爽やかさでアルビレオ、華やかさでアルマク?
次にさそり座アンタレスは高度が低く、口径的にも分離出来るとは思ってもいないが、やはり全く駄目。しかし、アンタレス自体は時折回折リングも見えそれ程悪い条件ではなかった。この日、最も観辛かった重星はカシオペヤ座ι星(3重星)だが、信頼のペンタXO5㎜や、常用のニコンNAV-5SWよりTMBsm6㎜が一番観易かった。但し、次点でペンタオルソ6㎜(ツアイスサイズ)だったので、たんに倍率の関係だけだったかも・・・(^^; と云うオチがついて終わり。