3日程前の夕方は素晴らしく晴れ渡り、夜は星見が出来るとぞと喜び勇んで前回使用したD型架台に改良?を加えた。この架台はシステム化以前のタイプで鏡筒バンド(65㎜鏡筒用)固定である。 以前の私であれば65㎜屈折専用として当たり前に使っていたのだが、このところ、最低でも口径3インチは必要と思うようになり、架台とのバランスも良いFC76を搭載する為のアリミゾプレートを装着することにした。アリミゾプレートはポルタ経緯台に付いていたものを利用した。このタイプは肉抜きをしていないので加工するには最適である。 加 工とはいっても赤緯軸を貫通しているボルトを通す12ミリの穴を開け、ナットで締めるのでアリガタに干渉しないように、又、レンチでの締め付けクリアランスの確保に必要な深さと径を抉り取る。 作業は簡単だが中グリ加工が一寸面倒。ロクな道具が無いのでドリルにてボルト穴周辺を削り取る。後はヤスリで削り跡を整えて終わり。 画像2で判るようにプレートが赤緯微動金具を止めるボルト2に干渉するので、其の部分を接するか接しないか程度に削る。これで仮にアリミゾを留めているナットが緩んでもズレることは無い。※追加説明 画像でアリミゾ金具がピッタリと架台に密着しているが、実際には赤緯軸を止めているナットが干渉(2ミリ程)しピッタリとは収まらない。そこで、私はナットを其の分を削って解決した。(ナットは7ミリ程の厚みなので、2ミリ位削っても問題無し)
訳の判らない説明文だが、画像を見れば一目瞭然。所要時間は1時間半程であったが、空を見上げると雲が全面に張出していた(^^;
これで、D型赤道儀も色々な鏡筒を載せて使えるようになったが、このFC76 辺りが上限だろう。
組上げた姿は、無骨だが最近の望遠鏡には無い魅力が感じられるのだが、こう思うのは私だけか・・・(^^;
使う予定も余り無い架台だが、こうして手を加えたりするのは暇な時の時間潰しには持って来いで、私の良い玩具だなと思う。(^^;