SONY α7R5 FE24-50G F2.8 ISO 800 絞り開放 露出10秒 24㎜位置にて撮影し、トリミング 18h20m
これが、きっと私の天文関連では最後の記事になる様な気がする。しかし、月明かりの中、素晴しい彗星である。
なんやかんや有りながらもオリンピックは無事終わったが、コロナウィルスは増々猛威を振い始め、また、各地では大雨の被害が続出中と大変なこととなっている今現在。 私の方も、稲の出来が可也良くなく(私の栽培法の問題だが)、オマケに米価も低下の一途、そして先月から殆ど雨が降らず旱魃で用水路等は通水制限中となり、満足に灌漑も出来ないといったところ。
私の生活習慣(夜の9時には就寝なので)もあるが、星見の方はほとほとヤル気も失せているのだが、先々月、ふと自動導入機能装備のAZ-GTi架台を購入し(衝動買い)試運転をと天候と体調を見計らっていたところ先月31日の夕方にその機会を得た。 しかし、使う段になってバッテリーが弱くなっていたようで通信が途切れ結局手動で金星を見るに留まる。
しかし、その夜は空の状態も好く、2回戦目として午後9時過ぎよりビクセンAP赤道儀+タカハシFC-60の組み合わせにアイピースはナグラーズーム3~6mmで行う。今季初の木星、土星、アンドロメダ座γ星、カシオペヤ座ι星(三重星)η星、ヘルクレス座α星を半刻程観望する。 どの対象も素晴らしい観得かたであったが、それ以上にこの組み合わせの軽快さが際立った。 少々億劫な時でもこの組み合わせならば気分も体力も余り損なわないので、つくづく私のベスト器材かなと思う。 この夜の様子をNikon Z50に40mmマクロレンズにて手持ち撮影したのが下の画像。
盆も過ぎると秋本番、稲刈りは別にして仕事は暇になり、日が暮れるのが早くなるので、星見の機会も有るのかなと思っているのだが、ヒグマの徘徊が今年は特に頻々で一寸難しいかなと・・・
昨日は雨で、今日は朝から快晴。 夕方に鳥撮りを近くの公園で少々。シマエナガとシジュウカラ、スズメ等が控えめに出現で随分と寂しい。 夜になっても空は快晴のまま。 正直眠いし、億劫であるが、何とか気合を入れてドームに向かう。 パソコンを据えて接続するが、久しぶり過ぎて手順を間違えたようで指示したところとは全く違う方向へ鏡筒が向かってゆく。再設定して事なきを得る。下の娘が星が観たいと付いて来たので先ずは、一角獣座β星、ふたご座カストル、かに座ι星、オリオン座M42を見せる。後、明るく輝くシリウスを観たいと云うので見せるが期待外れに感じたようだ。土星や木星などのように面積体じゃないので、世間一般の方々が一様に感じる感想である。快晴なだけに冷え込みも厳しく風邪を引いたら困るので家に帰るよう娘を促し、私も何時もの記念写真を撮って、おとめ座ポリマを観てお開きとした。 μ‐180C +EM-200 アイピース ペンタックス XL-21 XW-10
21時から22時30分までの一時間半足らずの観望であったが、接続するパソコンやPODの止めネジ等で少々時間を取られたり手順に戸惑ったりとご無沙汰の星見らしい内容であった。 また、今気付いたのだが、あのプルケリマを観るのを忘れた・・・
つい先日(20日)、メインのパソコンが一寸不味い状態になって使えなくなり、その中に入れていた此れ迄の野鳥の画像(1万ショット位)は全滅となった。鳥の画像以外はバックアップを取っていたのと、最近はほとんどスマホなので実害は全く無かったが、鳥の方は少しショック。 でも、また撮れば良いので諦めが肝要。 そこで、今日は気分転換に放ったらかしにしていた、POD及び設置しているμ-180C とEM-200架台の清掃を行った。 PODの中に入るのは数ヵ月振りで勿論、今年初めてである。自転車用のシートカバーを掛けているので隙間風の入るPOD内でも器材の方は問題無い状態である。
只、パソコンに繋いでいたコネクター等は少し錆が出ていた。 綿棒やらブラシ等で錆を落とし、薄くミシン油で浸みらせた布で拭き上げておいた。その他、鏡筒や架台部分も同様に柔らかい布で拭き上げる。
このPODは狭いので、丁度μ‐180C はコンパクトなのでゆったりとPOD内を使えるので超お気に入りだ。 また、此れ迄使っていた中で、悪いイメージを抱いたことは皆無で、この先この鏡筒のみになるような気がしている。(他の鏡筒は徐々に処分する予定)TOA130はよく見える鏡筒だが大き過ぎるし、星を観てドチラの鏡筒が楽しいかと問われれば、μ‐180C ということになる。良い鏡筒と出会えたと何時も感じている。μ‐210等もコンパクトで同様の使い方が出来るのだが、以前使っていた感じで、余り良いイメージが無く、眼視にはスパイダーは3本でしょうということで・・・ 鳥見の遠出はそろそろ農作業が始まるので難しくなってくるので、今度は夕方の一時でも星見をしようと思っている。
先日、(連星からみた宇宙)著 鳴沢真也 と云う本をアマゾンで買ったのだが、中々面白い本なので興味のある方は如何でしょうか。
このところ星が出ていても略、星見に出ることが無くなった。風が強いだの、虫に刺されるだの、暑過ぎるだのと・・・。 先月の23日に19時から30分程、手に入れたばかりの12㎝ニュートン鏡で木星、土星、月を見たのみで、盆を過ぎれば稲刈り迄は可成り暇が出来、例年はそれなりに充実した星見を行っているのだが今年は全然である。因みに12㎝ニュートン鏡の観え味は中々良く、気に入っている。
理由はネオワイズ彗星ショック(素晴らしい姿であったので、他の対象がショボく感じて・・・)もあるが、やはり、到達と云うか辿り着いたと云った方がよいか、長年探し求めていたアストロ製5㎝卓上屈折望遠鏡T3を手に入れたことで、望遠鏡行脚が完結してしまったことと思う。 自室の机の脇に置いて、何かの度に覗いたり磨いたりと、そして偶に三脚部分を換えて実際の観望をしたりと・・・
これが、星より望遠鏡好きな者が妙な達成感を覚え、ヒョイとこの様な気持ちに陥るところなのだろう。 但し、望遠鏡好きは星見への意欲は薄れても、器材への意欲は些かも薄れることがないので、パーツ買いはもとより、中古品を物色して不要なものがドンドン増えている。数年前に断捨離しようと随分と休眠中の器材を処分したが、又、元に戻りつつある。
それでも、増殖させないように望遠鏡の小屋に入り器材との対峙にて、未だ微かに残っている分別の心を想起させるようにしている。(もう器材は充分だろう・・・)
先日、手に入れた12㎝ニュートン鏡(日野製)が載っているビクセンGP赤道儀だが、モーターを2軸(両軸)から1軸(赤経のみ)に変えコントローラーをヤフオクで購入して数回使っているが、実に良い!
コントローラーも細身で小さく、電源もUSBモバイルバッテリーで全てにコンパクトで移動作業ではビクセンAP赤道儀と大差ないので、稼働率は積載能力の関係からGPの出番の方が多い。 値段も安いので、買って損は無いモノである。(前回記事の補足として画像も入れた)
と云うことで、今月最初の更新記事とした。
昨夜の22時頃、妻が家前の防犯灯が消灯しているので、調べてくれと云うので点検に外に出ると、眼に星空が飛び込んで来た。点検を終え(結局、直らない)序に星見でもしようと22時30分より先日、手に入れた12㎝ニュートン鏡と二軸モーター仕様であったビクセンGP赤道儀を一軸モーター仕様(コントローラーはヤフオクでの社外品)に変更し、私の使用条件では長過ぎたAL150三脚を120位に短脚化したので、其れ等の調子も知りたく少々眠かったが敢行した。
設置準備中より、随分と流れ星が飛び交うなと感じながら空を気にしていたが、大きな火球に近いものも4~5個も確認し、今日は何か有ったかなと少々気にはなったが、数年に一度有るか無いかの悪シーイングで、これ程酷い観え方は記念に為るかなと暢気に星見を続けていた。 途中で、鏡筒を屈折のタカハシFC76に換えて続行していたが、悪いものは悪く50倍が破綻しない見え方と云った酷い状態であった。
そんな見え方なので、木星、土星、火星、それと重星のヘルクレス座αは分離出来ず(こんなことは初めてである)アンドロメダ座γ星アルマクとおおぐま座ミザールを観るに止まる。
何時もの観望写真だが、画像右上に見えるか見えないかの瀬戸際状態で流れ星が写っている。(画像処理すれば判りやすいのだが・・)画像正面の明るい星は火星である。
結局、小一時間程、先に記した星を観ていたが、大方、賑やかに流れる流星を見ていた時間が多かった。 尚、器材の塩梅は架台は文句無しに使いやすくなっており、もう以前の状態には戻る気はしない。このGP赤道儀は観望のみで使うにはバランス等も含めて赤緯モーターは不要、そして、コントローラー(モバイルバッテリー仕様)は純正より数段使い易く、AP赤道儀と遜色ない程の手軽さを備えたので今後の出番は増えそうだ。 鏡筒の方だが、やはりニュートン鏡は確りとした鏡筒回転装置でも備えていない限り、赤道儀で使うには億劫で仕方がない。と云うことで、今後はニュートン鏡の出番は激減するだろう。(今の私には手軽に扱える、鏡筒の後ろから見る形式のものでなければ駄目みたい・・・)
尚、昨夜がペルセウス座流星群の極大日で有ったのを知ったのは、今朝、娘から聞かされたのである・・・