ちょんまげ一代

日本一のちょんまげ、南伊豆の料理宿「ホテル山海」のあるじがお届けする人生泣き笑い。

失恋の悔しさ恥ずかしさで田舎を逃出した私

2008年10月27日 | 私の幼少から今日まで「歴史」
私は15歳で東京の池袋のおじさんン家を頼って上京した

私の父親は高校に進学するならしなさいと言ってくれたが
恋人の失恋で恥ずかしさと悲しい事で進学などよりも早く田舎から逃出し
かった

東京に行ったら一旗上げるまでは田舎に帰らないと失恋の悔しさがいっぱいだった
一旗上げて恋人に見返してやろうと強い気持ちだった

母はすでに、私が中学2年生の時に無くなっていた

父親は母親変わりでお弁当もできなく大きな握り飯(おにぎり)を3個作ってくれた

15歳という私のことが心配らしくは集落の峠の頂上まで送ってくれた

雪道を二人で歩きながら私に東京に行ったら気をつけろと何回も言っていた
「東京は怖いところだ」 「女には気をつけろ」 「すりもいるから気をつけろ」
「ばくちに手を出すな」 と私に教えてくれた

頂上に着いた頃は朝日がまぶしく私を迎えてくれた

ふるさとを離れて十日町市まで雪道を3時間歩いたが全く疲れなかった
十日町駅に乗って越後川口で乗り換えて夜行列車で上野駅に到着したのは朝だった


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