6月21日(火)13時30分より、西部市民センターにおいて「往古川(おもがわ)をきれいにする会」総会が開催されました。
往古川は木興地区からJA横を通って、長田橋木津川に流入する河川(1300m)です。源流は根本坊池や市街地中心部からの汚水、雨水で、流域160ha、4kmの幹線からなっています。
昭和初期に田中善助氏等が、灌漑用と生活排水用に建設したもので昭和50年ごろまで開渠となっていました。この頃から、生活雑排水が飛躍的に増加し悪臭がひどくなり暗渠に踏み切りました。1号都市下水路と市が命名しました。
この時代(昭和55年)に公共下水道を導入していれば、いまでは普及率が80㌫程度は上がっていたことでしょう。しかし、それをやらずにコンクリート製ハーモニカ校舎をバンバン建設し、30年足らずで今度は木造校舎と、無作為な時代が続きました。
公共下水道を市街地に導入することは不可能です。高齢者のみの住宅が増加し、長屋やアパートが密集する状況では、公共下水道事業に乗ってくる人はまずいない。1000億円で50年かけてと説明するが、負担割合や供用条件など何も示されていない。
よって、合併浄化槽タイプの有利な設置要件をのハードルを下げて、安価で安易に設置できて市が管理する方式を採用することが大切です。公共下水道事業団などの監修より、地元の業者のためになるほうがいい。