節分

2011-02-03 11:19:53 | Weblog
節分は季節の変わり目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことを言います。
春を迎える「立春」は新年を迎えるにも等しい大切な節目だったため、
室町時代から節分といえば立春の前日をさすようになりました
また、古くから季節の変わり目には邪気が入りやすいと伝えられていて
新しい年を迎える前に邪気を払って福を呼び込むために
宮中行事として追儺が行われるようになりそのひとつ「豆打ち」が豆まき
として今に残っています。
豆まきは新しい年(立春)を迎える前日(節分)に、鬼に豆をぶつけて邪気を払い
福を呼びこみます。
ちなみに豆まきに使う大豆には霊的な力が宿ると信じられており、
昔から神様への供え物として使われています。
ただし、豆まきに用いられる豆は炒り豆でなくてはいけません。
これは、生の豆を使って拾い忘れたものから芽が出てしまうと縁起が悪いとされているから。
そして鬼の嫌いなものは「臭い鰯の頭」と「痛い柊(ひいらぎ)のトゲ」。
学校の敷地をぐるっと囲んでいる柊には鬼の侵入を防ぐという意味もあります。