応急手当講習会

2011-09-16 10:51:27 | Weblog
9月15日(木)13:00~16:00 宇都宮市南消防署 陽南分署の消防隊の皆さんにご来校いただき
応急手当講習会を実施致しました。

私たちは、いつ、どこで、突然のけがや病気におそわれるか予測できません。
こんな時、救急車が到着するまでの6~7分の間に家庭や職場でできる手当を応急手当といいます。
人間は心臓や呼吸が止まると3分後に脳細胞が死に始め、5分後にはほとんど全ての脳細胞が死にます。
心臓が止まっている間、心肺蘇生によって、脳や心臓に血液を送り続けることは、
心拍再開後に脳に後遺症を残さないためにも重要です。
今回の講習では、傷病者観察要領、気道確保要領、心肺蘇生法や自動体外式細動器(AED)の
操作方法を学びました。
私たちが救急現場に居合わせたときには、ためらわず勇気をを持って救命処置をできるように。
米国では法律によって、緊急時に市民が進んで勇気を持って善意から行なった救命行為については
法的に責任が問われないこととされています。
日本においてもまだ法律はありませんが、一般市民が善意で実施した応急手当について
その結果の責任を問われることはありません。
大切なことは、見て見ぬふりをするのではなく、必要な場合には勇気を持って一刻も早く
応急手当を行なうことだと考えます。

後日、受講者全員に普通救命講習修了証(カード)が交付されることになりました。