認知症サポーター養成講座

2011-09-22 16:33:39 | Weblog
今日は地域包括支援センター「ようなん」から社会福祉士、看護師の方々にご来校いただき
認知症サポーター養成講座(2年生を対象)を実施致しました。
尊厳をもって最後まで自分らしくありたい。これは誰もが望むことですが、この願いを阻み
深刻な問題となっているのが「認知症」です。今や老いの最大の不安となり、超高齢化社会を迎えようと
する日本にとって最重要課題の一つとなっています。
日本は2035年には3人に1人が高齢者(65歳以上)となり2055年には2.5人に1人が高齢者となるのです。
このうち認知症を患う割合は65歳以上が13人に1人、80歳以上では4人に1人です。
認知症サポーターの役割は何か特別なことをする人ではありません。
認知症を正しく理解し、本人及びその家族の理解者、応援者になること。
小さな力かもしれませんが、誰かが隣で温かく見守ってくれることがどんなに心強いことか。
私たちは、できうる限りの想像力を使って、認知症という困難を抱えて困っている人に思いを
はせることこそが重要だと思います。

<認知症の人への対応の心得 ” 3つの「ない」">
1 驚かせない
2 急がせない
3 自尊心を傷つけない

地域包括支援センター「ようなん」の皆様、ありがとうございました。