教員研修 2日目

2011-11-28 19:35:40 | Weblog
福祉理美容士にとって絶対に欠かせないもの・・・それはコミュニケーションです。
様々な相手の症状や状態を知り、円滑なコミュニケーションを形成するには、相手との良好な関係を築き上げる必要もあります。
コミュニケーションと聞いて、真っ先に思い浮かべるのは言葉での会話による交流だと思います。もちろんそれは間違いではありませんが、言葉のやり取りだけがコミュニケーションというわけではありません。すべての人に言葉が通じるわけではないからです。
実際コミュニケーションの70%以上が言葉以外の要素で占められているとも言われています。相手に与える印象という点では言語以外の要素は非常に大きなウエイトを占めるのです。

①視線 ②ジェスチャー ③姿勢 ④体の向き ⑤表情 

言葉を話さなくてもコミュニケーションがとれる方法がこんなにたくさんあるのです。そしてこれらは、普段私たちが言葉と一緒に何気なく使っているものなのです。
きちんと相手に目線を合わせ、相手のほうを向き、姿勢や身振り手振りで相手の話にリアクションを示し、表情や声で相槌を打つことで相手は「自分の話を聞いてくれている、理解して返答してくれている」と感じることが出来ます。
すべての人間は他者に認められたい、理解されたいという根源的な欲求を持っています。
それを満たすという行為はコミュニケーションにおいて大きな影響を与えます。
決して、否定しないという受け止め方で、相手のコミュニケーション力を理解し、様々な方法でコミュニケーションを形成することが大切になります。