ある牧師から

ハンドルネームは「司祭」です。

2014年冬季オリンピックの事

2006年09月16日 | 韓国あれこれ(韓国語・韓国の歌etc)
9月8日の韓国旅行の話で、「江原道の力(カンウォンドエ ヒム)」という映画の事を少し書いたのですが、昨夜9時からのCS放送での韓国KBS放送(日本でいえばNHKみたいなもの)のニュースを見ていたら、この「カンウォンドエ ヒム」(リンク先のビデオパッケージの赤い大きな文字)というでっかい字幕が目に飛び込んできた。何の事かと思ったら、2014年の冬季オリンピックに、江原道の平昌(ピョンチャン)が立候補していて、その事の特集報道であった。映画のタイトルを、招致目指してがんばっている様子と掛け合わせたということだろう。

下の地図は江原道のものであるが、赤丸をつけたところが平昌。9月8日の韓国旅行の話では、「江陵(カンヌン)」という街の事を書いたのだけれど、その江陵市の隣り。映画「江原道の力」の舞台も、おそらくこのあたりではないか。残念ながら私はこの辺を歩いた事はない。バスで通った事はあるかもしれないけど。



普段はソウルのスタジオでニュースを読んでいるアナウンサーが、平昌の、たぶん特設スタジオで、ライトアップされた大変美しい景色をバックに座って、ニュースを伝えている。結局1時間のニュースのうち、30分がこの特別報道に使われていた。

実は平昌は2010年の冬季オリンピックにも立候補していたのだが、カナダのバンクーバーに敗れてしまった。それで再度の立候補なのである。国民の95%がこの立候補を支持していると、ニュースでは言っていた。

特集の中では札幌オリンピックのことにも触れられ、オリンピックを機に札幌が世界に知られるようになった事を強調していた。

実はこの夏、この一帯は大きな水害に見舞われたのだが、オリンピック招致を目指して復興にあたる様子も報道されていた。インフラの整備も課題であるらしい。韓国の中でもこのあたりは、道路・鉄道共に整備が進んでいるとはいい難い。さかんに整備をしているようだ。

自然の美しさも強調されていた。広い蕎麦の花畑が映されていたりして、日本でいえば富良野のラベンダー畑みたいだ。なんで蕎麦を食べる習慣がないんかしらん、と思ったりはしたが・・・。

ライバルはずばり、オーストリアのザルツブルグとロシアのソチ。IOCでは平昌も合わせて、すでにこの3都市に絞り込んでいるらしい。特集報道では、ザルツブルグとソチの招致活動の様子もちゃっかり伝えていた。

冬ソナのロケが江原道で行われた事もなぜか関係付けられ、ヨン様とジウ姫の映像もなぜかPR。

さて結果はどうなりますか・・・。最終決定は来年の7月7日です。

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