フィレモンへの手紙1~7節です。この手紙には章はありません。
1 キリスト・イエスの囚人パウロと兄弟テモテから、わたしたちの愛する協力者フィレモン、2 姉妹アフィア、わたしたちの戦友アルキポ、ならびにあなたの家にある教会へ。3 わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。
4 わたしは、祈りの度に、あなたのことを思い起こして、いつもわたしの神に感謝しています。5 というのは、主イエスに対するあなたの信仰と、聖なる者たち一同に対するあなたの愛とについて聞いているからです。6 わたしたちの間でキリストのためになされているすべての善いことを、あなたが知り、あなたの信仰の交わりが活発になるようにと祈っています。7 兄弟よ、わたしはあなたの愛から大きな喜びと慰めを得ました。聖なる者たちの心があなたのお陰で元気づけられたからです。
フィレモンとアフィアは夫婦でしょう。そして二人は夫婦牧会者でしょう。初代教会には、アキラとプリスカという夫婦牧会者がいました。フィレモンとアフィアも同じだろうと思います。
「フィレモンは信徒」という論がありますが、私は違うと思います。なぜなら7節に「兄弟よ、わたしはあなたの愛から大きな喜びと慰めを得ました。聖なる者たちの心があなたのお陰で元気づけられたからです。」とあるからです。
前回、「フィレモンの家の教会とコロサイ教会は同一である」と申し上げましたが、ですからフィレモンはコロサイ教会の牧会者です。
以上が私の、「フィレモン書とコロサイ書とエフェソ書」に関する論点の第2点です。
①フィレモンの家の教会とコロサイ教会は同一である。
②フィレモンとアフィアは家の教会=コロサイ教会の牧者である。
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