牧師として中越沖地震を経験した者として、私の視点でぼちぼちと書いていきたいと思います。
地震後に、奉職していた教会に全国からたくさんの方々が来て下さり、また物資を持って来て下さって嬉しかったのですが、反省点もあります。
それは、地域社会の中で教会だけが良い思いをしているように見られたことです。災害の時は、被災地の人たちみんなが大変なのです。そういう中にあって、例えば、教会のある地域の方々には、自分たちで物資を配ったりすることが大切だと思います。
今はまだ物資を持っていくべきではないと考えていますので、そういう時が来たらということです。
地震後しばらくして、ヨーグルトのお店の方が来て下さったのですが、その方は教会の近所の方々に、たくさんヨーグルトを持ってきて配って下さいました。そこから徐々に良い方向になりました。
また、仮設のトイレができた時には、教会に来ていたボランティアの方々が、使うよりまず朝一番の清掃という思いで取り組んでくださいました。これも良かったです。
確かに、教会を助けることは大切ですが、教会は地域社会の中に置かれているのです。
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