ある牧師から

ハンドルネームは「司祭」です。

中国旅行⑤大連・平壌館

2006年05月22日 | 韓国&中国旅行
前回、大連の街で「平壌館」という北朝鮮の出店を見つけたところまでお話しいたしました。今日は次の日にこのお店に行った事を書いてみようと思います。ただ5月22日現在、この時の写真が見つかっていないのが残念です。見つかったらUPしようと思います。

ところで私が、この最初の中国旅行をしたのは4年前のことです。実はその2年後の夏、私は北朝鮮に行っています。NGOの視察という事ででした。その事はこのブログに載せるべきかどうか迷っています。なぜならこの北朝鮮訪問は、あくまでも仕事のつながりの中で行ったのだと捉えており、このブログの謳い文句である「趣味」とは到底言えないからです。

まあそれはともかく、北朝鮮に一度行った後の私は、「北朝鮮とはこういうところ」というものを頭の中に持っているわけです。しかし4年前は全然違いました。北朝鮮という謎のところに対する、憧憬感と言ったら変かもしれないけれど、一体どんなところなのだろう、そこの人たちはどういう人たちなのだろう、という興味心を大変強く持っていたわけです。もっともこの時の半年前に、板門店に行って休戦ラインを跨いだ事はあったけれども、あれは果たして北朝鮮に行ったと言えるかどうか?

で、まあ平壌館に入りました。「口笛」という歌が全開で流れています。この時のずっと前にNHKテレビハングル講座でこの歌を取り上げたことがあってそれを見たという事と、この時の少し前に「北朝鮮歌謡」というCDを手に入れていてこの歌は何度も聴いていたという事で、「口笛」という歌は馴染みのものでした。



壁に平壌市内を描いたものと思われる大きな絵がありました。席についているとウェイトレスさん(?)がメニューを持ってきてくれました。パリッとした緑のツーピースの胸には、金日成バッヂが付いています。「本物だあ~」と内心感激しつつそのメニューを見ると、結構割高です。冷麺一杯が800円ぐらいです。韓国の方が安いなあ 

「どこから来ているのですか?」「平壌からです」。ウェイトレスさんとのこの会話が、記念すべき北朝鮮の人との初会話となりました。韓国の人と話すのと全く同じ感じで大丈夫です。それで、「高いなあ」と思った冷麺を注文しました。別のウェイトレスさんは、エアコンをリモコンで操作しています。「資本主義の世界じゃん」、そう思いました。

冷麺そのものは、値段の割には特別なものではありませんでした。まあでも北朝鮮の人と話しが出来たという事で、「平壌館訪問記」は良かった事といたしましょう。
         

P.S. 文中に書いた、この2年後の北朝鮮訪問記は趣味の話にしたくないのですが、北朝鮮歌謡の事であれば趣味の話として取り扱ってもいいと考えています。かなりマニアックかな?

再度P.S. 「口笛」は以下のHPで聴く事が出来ます。MP3というところをクリックしてみてください。7月27日記
http://www.big.or.jp/~jrldr/korea/h12.html

つづく
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