聖書 コリントの信徒への手紙二12章1~21節
題 「弱さを誇る」
コリントの教会にはパウロが皮肉をこめて「あの大使徒たち」と書く、偽の宣教者たちが入り込んでいました。彼らは自分のことを誇っていたのです。パウロはそれに対して「誇るものは主を誇れ」「私自身は弱さを誇る」と書いてきました。
パウロ自身も誇れることがありました。14年前に第3の天に上げられたという体験です。パウロはこのことを間接的に書くだけで、むしろ「そのために思い上がることが無いように私の身に一つのとげが与えられた」と書いています。これはパウロの身に病が与えられたということです。サタンから送られた使いという書き方は、ヨブ記にならったものでしょう。
パウロはその病を去らせる様に3度主に願いますが、主は「私の恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ発揮されるのだ」と言われたのです。だからパウロは弱さ、侮辱、迫害、行き詰まりの状態にあってもキリストのために満足していたのです。
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