黄昏日本経済
令和はパラダイムシフトへ、覚悟の時代
時代を読み解くキーワード
▼終身雇用完全崩壊⇒実質40歳定年
45歳1000人単位でリストラする企業が増加。
今後はさらに増加する
みずほFGが副業解禁⇒
メガバンク初⇒都市銀行以外の企業もこれに続く
補足
トヨタ社長発言、経団連会長発言
今後15年で今ある仕事の49%がAIによって消滅する」(野村総合研究所)たしかに
1課に3人も課長はいらない(課長代理、課長補佐など)
グーグルやアマゾンなど、GAFAのAIグローバル企業の台頭。
▼AIによる自動化加速⇒事務の効率化、リストラに加速。
実態は人余り。
人材不足は介護、サービス業、建設業などいわゆる低賃金長時間労働。
超低金利⇒地銀は消滅
▼5G、ビッククデータ
▼中高年化する就職氷河期世代
就職氷河期とは1990年(平成2年)から2000年(平成12年)に学校を卒業した現在40代の世代にある。
就職氷河期に増加した非正規雇用者は、100万人を上回る規模
非正規雇用者約40%に推移。やはり55歳以上の高齢者の比率が高い。
50歳で退職した場合に、正規での再就職は難しい。
年収200万円以下の人口は約1100万人(民間賃金統計調査)
就業人口全体の23%
▼引きこもりの高齢化⇒
内閣府が全国でのアンケート調査で中高年の引きこもりは61万人
川崎通り魔事件、元事務次官長男刺殺事件
▼年金制度完全崩壊
少子高齢化で負担増加⇒年金受給年齢引き上げ(70歳)
10月より消費税増税⇒デフレが長期化⇒低金利長期化
▼マンション価格ピーク
首都圏平均価格5,900万円
23区平均価格7,300万円
平均専有面積73㎡⇒64㎡と縮小化
▼米中貿易戦争長期化⇒世界経済に影響
世界経済ピークアウト
ドイツ銀行破たん危機、デリバティブ5500兆円
⇒リーマンショックの約10倍の規模
所 感
私が起業する15年前
今後、終身雇用は完全崩壊することからも、そのような
需要(個人事業、フリーランスの増加)を見込み、
創業支援のビジネスサポートサービスとレンタルオフィス、貸会議室
事業会社を立ち上げて現在に至る。
時流としては起業当初の
大凡の予測のとおりになっているものの、AIの台頭による自動化
事務職効率化など、雇用崩壊は予想を上回る時代となっている。
私もそうですが、そもそも国や企業、他者などに頼らない、
自助主義志向の意識が強い方であれば、
このような時流であってもとくに驚きませんが、
そうでない方はかなり意識改革とそれなりの覚悟が必要となると思いました。
▼米中の覇権争いが激化しており、地政学的なリスクは高まり、
(中国はまずは香港を飲み込み、つぎに台湾へ)
好景気に湧いた新興国やアメリカのマーケットも、変調の兆しが表れています。
私的には、とくに中国は2020年から2022年ごろ
シャドーバンキング(Shadow Banking)(総額300兆円とも言われている)が
行き詰りをみせ、この巨額マーケットの破綻がいよいよ顕在化するのではないかとみている。
2019年はミンスキー・モーメント
それが現実となれば世界恐慌は回避できない。
いずれにせよ、
2011年ごろから景気が上昇してまもなくピークに差し掛かり、19年秋ごろ
景気は下降に入る模様。(コンドラチェフの波では2025年がピーク
ですが消費税増税も伴い前倒しになる可能性がある。)
コンドラチェフの波、景気循環の一種で、約50年周期(40年~70年のサイクル)
パラダイム(これまでの認識)は確実に、シフト(システム崩壊)され
2019年は来るべきに備える「時機」に入ったとおもう。
自分の仕事? 何をしたいのか?