日はまた昇り、日はまた沈む。写真は2011年暁の空
2011年に昇りはじめた日が、いよいよ沈もうとしている。。。。。
2019年は、いよいよリセッション(景気後退)局面に入る。
2019年は米中貿易戦争が激化
保護主義に傾くトランプ米国とグローバリスト中国共産党
との経済戦争。
トランプのつぎなるターゲット
ファーウェイのつぎはやはり中国共産党幹部が株主に
連ねている「アリババ」
アリババは米国での100万人雇用を撤退
激化する米中貿易戦争はかなり長期化していくだろう。
これにより世界経済が影響を受けないはずもない。
いまの世界マーケットはかつてのリーマンショックのときに酷似している。
金融機関が簡単に金を貸してしまうため、市場に安い金が蔓延して
世界中お金がダブついている状態。
巨大証券会社「リーマンブラザーズ」の破産に伴う世界的金融危機を引き起こしたのは、
サブプライムローンの崩壊だ。
財政的な信用のないサブプライム層(プライム=信用のある優良客以下の層)に、
高金利の住宅ローンを組ませたことがその発端となつた。
最初のうちは低金利、数年後に倍以上の高金利となるシステムに加え、
2006年ごろまでは住宅価格が右肩上がりに上昇していたため、
購入者は高金利になるタイミングで住宅を売却すれば、
ローンは完済するだろうと考え、サブプライムローンが下層階級に売れに売れ、
金融機関は、そのサブプライム債権を金融商品として、世界中に売りまくり巨額化した。
しかし、住宅価格が下落し始めると、家を売却してもローンが完済できず、
かなりの残債をかかえ多くの人が自己破産に陥った。
その結果、世界的な金融危機が派生し、世界の優良企業が(一部掲載)
リーマン・ブラザーズを筆頭としワールドコム、ゼネラルモーターズ、
エンロンクライスラーデルタ航空が破綻。
日本国内にあっては
山一證券、日本航空、日本振興銀行、北海道拓殖銀行、千代田生命保険、協栄生命保険
などが破綻。
破産時の負債額は金融関連企業になると数千億円から数兆円にもおよび、一つの企業の倒産が
世界経済に影響を与えることとなる。
今や
世界市場に巨額債務が蔓延し(一説ではこのリーマンショックの3倍といわれている)
いつデフォルトdefault(債務不履行)発生してもおかしくない状況となっている。
さらに、
米中の覇権争いが激化しており、地政学的なリスクは高まり、
好景気に湧いた新興国やアメリカのマーケットも、変調の兆しが表れています。
私的には、とくに中国は2020年から2022年ごろ
シャドーバンキング(Shadow Banking)(総額300兆円とも言われている)が
行き詰りをみせ、この巨額マーケットの破綻がいよいよ顕在化するのではないかとみている。
それが現実となれば世界恐慌は回避できない。
いずれにせよ、
2011年ごろから景気が上昇してまもなくピークに差し掛かり、19年秋ごろ
景気は下降に入る模様。
2019年は来るべきに備える「時機」に入ったとおもう。
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