(絵画:ジェーン・ストーセル「ロバに乗る人」)
ある迷える人の物語
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粉ひきの 親子が 市場へ ロバを売りに出かけました。
途中で二人を見た人が「暑いのに汗をかいてロバを引いて歩いているよ。
ロバに乗っていけば良いのに。」と言っているのを聞いたおじいさんは、
なるほどと思い子供をロバに乗せる。
しばらく行くと、今度はおばさんが「この頃の子供は、
自分がロバに乗ってすましている。
年寄りを歩かせて平気でいる。なんと悪い世の中だろう。」
と言うのを聞く。
なるほどと思った二人は交代する。そして、またしばらく行くと、
旅人が「この頃の年寄りは、子供を歩かせて平気でいる。
なんと悪い世の中だろう。二人とも一緒に乗っていけば良いのに。」
と言った。
なるほど思ったおじいさんは、子供も一緒に乗せた。すると、
後ろから来た人が、「かわいそうに。いっぺんに二人も乗るから、
ロバはひょろひょろに弱っている。
こんなに弱り切ったロバはいい値段で売れるものか。
二人でかついで行ってやれば良いのに。」と言われる。
なるほどと思ったおじいさんは、
ロバの四本足を綱で縛って棒でかついだ。
この様子を見た町の人に
「この暑いのに、ロバをかついで行くなんて、ばかだな。」
と言われながらも、
「市場はもうすぐだからがんばろう」と歩き続ける。
市場の手前の橋の上についた時、
つるされて苦しかったロバが暴れ出し川に落ちてしまう
イソップ物語の「ロバを担ぐ親子」より
この例えからも
周りの人のつまらぬ噂・雑音、無責任な意見に振り回され
(ロバを担ぐまでに追いやられ、ついに大切(ロバ)なものまで失う)
最後には自分の志さえもを見失てしまういかに人が多いことか
(そんな理不尽なこと言う人には、わたしはロバは担ぎたくないから、
バーロー!といってやればいい。
5回連続で「ロバ」と言えばそれでいい。人によっては3回でOK)
私が好きな名言で
坂本龍馬が十代に作ったと言われる
「世の中の、人は何とも云えばいへ我がなすことは、
我のみぞ知る」
世の中の、人(凡人)は何とも云えばいへ我(天才)がなすことは、
我(天才)のみぞ知る
私が起業し駆け始めたころ、
ある人からどのような事業なのか
(起業前はだれにも言ってはいない)
聞かれたので今のビジネスモデルとこれから始めようと
するモデルについて話したことがある。
今でも断片的に覚えているが
その方いわく「そんなことは無理でしょう」
その他いろいろマイナス理由。。。「持って1年ぐらいでしょう」
私もS氏の説得力ある意見に同感した。たしかに。。納得。
おおかたの人はS氏と同じ考えだ
そのとおりですねSさんあなたの言うとおり無理かもしれませんね
(そうですねSさん、あなたの能力では無理かもしれませんね)
S氏は自分のことがよく解っている。過去になにも成功した体験のない
あなた(凡人)には無理だということを(苦笑
それでいい。1+1=2とだけしか解らなくていい。凡々は。
(みなが成功するわけがないのだから、それで世の中のバランスが保たれる)
同じことを有名な起業家(銀座まるかん・創業者)
に言ったことがある。
それは、きみいいアイデアですね。
すぐに実行することですよ、あとは走りながら考えればエエ
やはり天才は考えている次元が違う。一を聞けば十解る
迷いの深い人(人の意見に左右されるいい子)は、
イソップ物語の「ロバを担ぐ親子」
のように
いつも周りからの影響であたかも、波間に浮かぶ浮草のようにいつも迷っている。
ここをクイック↓迷うことなかれ!!
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