起業家精神、谷治 肇のオフィシャルブログ

独立自尊の精神|起業ができれば人生はおもしろい

甘えの構造が日本を滅ぼす

2008年07月24日 21時01分23秒 | 風を読む
秋葉原につつぎ
今度は、八王子でも無差別殺傷事件が今年に入って続発している。


派遣社員だった加藤被告(25)は職場への不満を募らせた結果、
「つなぎ(作業着)がない」という些細(ささい)な理由をきっかけに凶行に及んだ。
試用期間の菅野容疑者(33)は「仕事がうまくいかず、むしゃくしゃしていた」と供述した。
「収入が安定せず、将来の不安からストレスを募らせたことも考えられる」と予測する。
(新潟青陵大学の碓井真史教授・臨床心理学)

「将来に不安を感じ、自暴自棄になる一方、目立ちたいという意識から
秋葉原の事件を模倣したのではないか」と指摘。
実際、菅野容疑者は「大きな事件を起こせば、
自分の名前がマスコミに出るようになると思った」と話しており、
携帯サイトに「やりたいこと…殺人 夢…ワイドショー独占」と書いた
加藤被告と同じ感覚といえる。

自分がうまくいかない理由を社会や環境、境遇へ転換して
短絡的で幼稚な思考しか持てず、身勝手で甘ったれている。
因みに両被告は25歳と33歳、

現在の甘い社会構造と教育が精神的にも幼稚で弱く、志なき人間を創り出している。

因みに憂国の士、吉田松陰が、松下村塾を開塾したのが26~27歳
多くの明治維新となる志士を輩出した。




私は仏教徒として、
つぎのように教えられてきた。
すべての原因は自分の内にあると
人間生きていれば、辛いことや嫌なことはいくらでもある
それは、すべて自分自身の内なる因が結果として表に顕れている。

私自身の起業体験でも
どのような困難なことであろうと、その現実から逃避せず
立ち向かって行くことにより、必ず道は開けるとの確信がある。
たまたま、うまくその困難から逃れても何年か後に
また、別の形になって顕れる。
自らの過去の因、業から生じているものなので、
艱難汝を玉にす(人は多くの苦しみや困難を経て初めて立派な人間となる。)
その言葉のごとく天は、その人を試すために試練を与える。
それを乗り越えないかぎり、逃げていては、自らの成長はありえない。

起業に必要な力のひとつ、精神力

(写真:左より高杉晋作、吉田松陰、久坂玄瑞の像)


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