私がこんな事を書くとは思わなかった。④〔世の中は、駕籠の乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人。〕
昔、まだ、高校生だったと思います。 おやじ(親父)に聞いた。
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〔世の中は、駕籠の乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人。〕
昔、高校生の頃、おやじ(親父)に聞いた。
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世(よ)の中(なか)は、
駕籠(かご)に乗(の)る人(ひと)、
担(かつ)ぐ人、
そのまた草鞋(わらじ)を作(つく)る人(ひと)。
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世の中には階級・職業がさまざまあって、
同じ人間でありながらその境遇に差のあることのたとえ。
また、そのさまざまの人が、うまく社会を構成していることのたとえ。
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かご【×駕▽籠】
乗用具の一。竹製または木製で、人の乗る部分を1本の長い柄につるし、前後から担いで運ぶもの。古くから使われたが、江戸時代に広く普及した。四つ手駕籠・山駕籠・宿駕籠など。
◇駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人
世の中には階級・職業がさまざまあって、同じ人間でありながらその境遇に差のあることのたとえ。また、そのさまざまの人が、うまく社会を構成していることのたとえ。
かつ・ぐ【担ぐ】
[動ガ五(四)]
1 物を持ち上げて肩にのせ支える。になう。「荷物を―・ぐ」「鉄砲を―・ぐ」
2 自分たちの組織や集団の代表者の地位に据えて押し立てる。祭り上げる。「最年長者を会長に―・ぐ」
3 からかって人をだます。一杯食わせる。「友人にうまく―・がれた」
4 縁起を気にする。迷信にとらわれる。「―・ぐ性分」「験(げん)を―・ぐ」
[可能]かつげる
[ 類 語 ] 担う(になう) 負う(おう) ⇒類語辞書で詳しい使い方を調べる
わらじ〔わらぢ〕【草=鞋】
《「わらんじ」の音変化》わらで編んだ草履状の履物。足形に編み、つま先の2本の緒(お)を左右の乳(ち)に通して足に結びつけて履く。
◇草鞋を脱ぐ
1 旅を終える。
2 旅の途中で宿泊する。旅宿に落ち着く。
3 各地を転々とするばくち打ちなどが、ある土地に来て一時身を落ち着ける。
◇草鞋を穿く
1 旅に出る。
2 罪を犯したばくち打ちなどが、土地を離れる。「長の―・く」
3 売買の時などに、値段を偽って上前をはねる。
「草履の売人(うりて)にわらぢはくあり」〈滑・膝栗毛・八〉
※以下省略
提供元:「デジタル大辞泉」
昔、まだ、高校生だったと思います。 おやじ(親父)に聞いた。
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〔世の中は、駕籠の乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人。〕
昔、高校生の頃、おやじ(親父)に聞いた。
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世(よ)の中(なか)は、
駕籠(かご)に乗(の)る人(ひと)、
担(かつ)ぐ人、
そのまた草鞋(わらじ)を作(つく)る人(ひと)。
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世の中には階級・職業がさまざまあって、
同じ人間でありながらその境遇に差のあることのたとえ。
また、そのさまざまの人が、うまく社会を構成していることのたとえ。
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かご【×駕▽籠】
乗用具の一。竹製または木製で、人の乗る部分を1本の長い柄につるし、前後から担いで運ぶもの。古くから使われたが、江戸時代に広く普及した。四つ手駕籠・山駕籠・宿駕籠など。
◇駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人
世の中には階級・職業がさまざまあって、同じ人間でありながらその境遇に差のあることのたとえ。また、そのさまざまの人が、うまく社会を構成していることのたとえ。
かつ・ぐ【担ぐ】
[動ガ五(四)]
1 物を持ち上げて肩にのせ支える。になう。「荷物を―・ぐ」「鉄砲を―・ぐ」
2 自分たちの組織や集団の代表者の地位に据えて押し立てる。祭り上げる。「最年長者を会長に―・ぐ」
3 からかって人をだます。一杯食わせる。「友人にうまく―・がれた」
4 縁起を気にする。迷信にとらわれる。「―・ぐ性分」「験(げん)を―・ぐ」
[可能]かつげる
[ 類 語 ] 担う(になう) 負う(おう) ⇒類語辞書で詳しい使い方を調べる
わらじ〔わらぢ〕【草=鞋】
《「わらんじ」の音変化》わらで編んだ草履状の履物。足形に編み、つま先の2本の緒(お)を左右の乳(ち)に通して足に結びつけて履く。
◇草鞋を脱ぐ
1 旅を終える。
2 旅の途中で宿泊する。旅宿に落ち着く。
3 各地を転々とするばくち打ちなどが、ある土地に来て一時身を落ち着ける。
◇草鞋を穿く
1 旅に出る。
2 罪を犯したばくち打ちなどが、土地を離れる。「長の―・く」
3 売買の時などに、値段を偽って上前をはねる。
「草履の売人(うりて)にわらぢはくあり」〈滑・膝栗毛・八〉
※以下省略
提供元:「デジタル大辞泉」