毎日、父に夕飯を作って食事の前に今日あったことなどを脳トレ代わりに聞くようにしていますが、元々口数が少ない昭和一桁生まれの父は、
「いつもと変わりない。今日も特に困ったことはない」
などと、聞いてもやっと返事をするくらいです。
ところが、昨日は、
「心配するかもしれんけど・・」
と自分から話し始めました。
昼間は一人の父は、ごみの分別をしたり、庭の草木を掃除したりしています。
腰も曲がってよちよちとなのですが、好きな事を適当な時間割を自分なりに作って何かしら忙しいんだとのことです。
昨日も父が倉庫内で日課の作業をしている所に、作業着を着た男が開いていた車庫の門から入って来て
「屋根瓦の点検をしてあげる、簡単な仕事なら5000円でいいよ」
と言ってきたそうです。
話し方は優しく気さくな感じだったそうですが怪しそうな気配がしたので、父は
「いや、うちは大丈夫」
と断ろうとしました。
すると男は話も聞かずに、
「屋根に上がって見てあげる」
と言うので、父は、
「じゃあ、一緒に上って自分の目で見る。確認せんと納得いかんので」
と返事をしたそうです。
見るからによぼよぼのおじいちゃんがそんなことを言ったので、相手はびっくりしたと思いますが、隣のマンションの非常階段から家の屋根が見下ろせるから、と男を案内して、実際に屋根を見ながら
「ほら、あそこがズレているでしょう?」
という男に、
「どこが?よく見えるよ、なんもズレてない、この屋根は自分が瓦を張ったんだから。10年前も自分で上って修理した。今は歳だから出来ないけど、でももし壊れたら、あなたに頼みますから名刺をください」
と父が言うと、
「今、名刺を持ってないから明日来ますよ」
と言ってあっさり帰っていったと言うのです。
怪しすぎるし、何も脅されたりされずに、よく無事でいられたなと、聞いた後で心臓がバクバクしました。
最近お年寄りが特殊詐欺被害にあったり、家に押し入られたりすることを耳にする中で、今回ばかりはおかげが大きかったと思います。
ご先祖様が守ってくださっていた事と、その瞬間だけ父の足に力が入って、(普段は押し車でゆっくりしか歩けないのです)階段を上れたことは本当に不思議で不思議で本人もびっくりな出来事でした。
家族から「一人で対応したらダメ・鍵をかけて」と言われても頑固なので聞く耳持たないと思いますが、無事だったのは目に見えない力のおかげ様でした。
本当にありがとうございます。
「いつもと変わりない。今日も特に困ったことはない」
などと、聞いてもやっと返事をするくらいです。
ところが、昨日は、
「心配するかもしれんけど・・」
と自分から話し始めました。
昼間は一人の父は、ごみの分別をしたり、庭の草木を掃除したりしています。
腰も曲がってよちよちとなのですが、好きな事を適当な時間割を自分なりに作って何かしら忙しいんだとのことです。
昨日も父が倉庫内で日課の作業をしている所に、作業着を着た男が開いていた車庫の門から入って来て
「屋根瓦の点検をしてあげる、簡単な仕事なら5000円でいいよ」
と言ってきたそうです。
話し方は優しく気さくな感じだったそうですが怪しそうな気配がしたので、父は
「いや、うちは大丈夫」
と断ろうとしました。
すると男は話も聞かずに、
「屋根に上がって見てあげる」
と言うので、父は、
「じゃあ、一緒に上って自分の目で見る。確認せんと納得いかんので」
と返事をしたそうです。
見るからによぼよぼのおじいちゃんがそんなことを言ったので、相手はびっくりしたと思いますが、隣のマンションの非常階段から家の屋根が見下ろせるから、と男を案内して、実際に屋根を見ながら
「ほら、あそこがズレているでしょう?」
という男に、
「どこが?よく見えるよ、なんもズレてない、この屋根は自分が瓦を張ったんだから。10年前も自分で上って修理した。今は歳だから出来ないけど、でももし壊れたら、あなたに頼みますから名刺をください」
と父が言うと、
「今、名刺を持ってないから明日来ますよ」
と言ってあっさり帰っていったと言うのです。
怪しすぎるし、何も脅されたりされずに、よく無事でいられたなと、聞いた後で心臓がバクバクしました。
最近お年寄りが特殊詐欺被害にあったり、家に押し入られたりすることを耳にする中で、今回ばかりはおかげが大きかったと思います。
ご先祖様が守ってくださっていた事と、その瞬間だけ父の足に力が入って、(普段は押し車でゆっくりしか歩けないのです)階段を上れたことは本当に不思議で不思議で本人もびっくりな出来事でした。
家族から「一人で対応したらダメ・鍵をかけて」と言われても頑固なので聞く耳持たないと思いますが、無事だったのは目に見えない力のおかげ様でした。
本当にありがとうございます。
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