一昨年からグリーンカーテンを拵えようとプランターでゴーヤを育てている。ゴールデンウイークに植えた苗がスクスクと伸びてそろそろ黄色の花を咲かせ始めた。7月から9月にかけて程よく育ったゴーヤの実が我が家の食卓を彩ることになる。
そのプランターにトノサマが陣取っている。一年目は見かけなかったのだが、昨年は7月から9月にかけて毎日のようにゴーヤの葉陰に居座っている。今年も数日前から姿を現している。昨年と同じカエルなのだろうか。よほど居心地がいいのか、気持ちよさそうにじっとしている。
堂々とした立ち姿(座り?)が殿様と呼ばれる所以か。立派な名前がつけられている。両生類・カエル目(無尾目)・アカガエル科に分類される。なんでも四国、九州、本州に分布しているが、関東平野から仙台平野には生息していないらしい。トノサマガエルも人間の殿様に遠慮してお江戸の周辺には近づかないのだろうか。
今の日本のトノサマは解釈を変える、カエルと我をはって論理の矛盾にもお構いなし。このままではこの国、昭和の始めにカエルのではないかと危惧する。
昨年はゴーヤを30本ほど収穫できました。無農薬なので見栄えはよくありませんが、味はまずまずです。今年もたくさん収穫できたらおすそ分けしましょう。