とかくに人の世は・・・

智に働いてみたり情に棹さしてみたりしながら
思いついたことや感じたことを徒然に記します 
  nob

早朝ウォーキング想

2024年11月08日 | つれづれ

早朝ウオークをしていると季節の移り変わりは当然ながらコース辺りのことを身体全体で味わうことができる。

春は沈丁花、秋は金木犀、冬は蝋梅の香りを感じとる。家々からは朝餉の支度なのか、いい匂いも漂ってくる。玉子焼きの匂いは子供のお弁当を作っているのか。その子は小学生なのか、中学生なのか女の子?男の子?と一瞬の空想が頭の中をよぎる。

目にするものにも気を取られる。春には菜の花畑、夏の向日葵、秋のコスモス、冬には山茶花。

道端のお地蔵さん、神社の鳥居。

耳に届くもの。野鳥の鳴き声、夏には蝉の声、秋には虫の声が。

山川草木悉有仏性。

冬には冷たい風が背を丸めさせる。春の気は暖かく包み込んでくれる。夏には汗を呼ぶ陽が射し、秋は爽風が心地よく撫でてくれる。

体力維持とボケ防止を目的に始めたウオーキング。
当初の目的以外にもそれ以上に楽しみの多いことに気付いている。歩けることに感謝。ささやかな幸福の時間がうれしい。少欲知足の日々。

 

 

 

 


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