「マンゴーのようでマンゴーでない、バナナのようでバナナでない」
それは何かと訊ねたら、「ポーポー、ポーポー、ポーポー、ポーポー、ポーポーポーポー」
ご近所さんから庭で穫れたという秋の果物、「ポーポー」を頂戴した。
ポーポーは北米原産のバンレイシ科の果実で、ポポーとも呼ばれている。またその外観がアケビに似ていて種や果肉の様子が柿に似ているからアケビガキとも呼ばれている。日本には明治時代にすでに入ってきていたようで、戦後になって、病害虫に強く、無農薬で栽培できるという事で庭木などに一時栽培が広く普及したようだが、なぜかその後すたれ、今では「幻の果実」とまでいわれている。
切ってみると
食べてみると
果肉はバターのようにトロっとしていて甘くて香りが強い。
「アメリカのカスタードアップル」「森のカスタードクリーム」と呼ばれていることに納得。
熟しやすく、腐りやすいので市場には出回りにくいそうだ。、地方の農産物直売所や道の駅で9月から10月にかけて、運がよければ出会えるかもしれない。
春にはこんな花を咲かせる。
75日長生きできる。
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