「中小企業のＢＣＰ」！

３．１１東日本大震災を踏まえてＢＣＰが注目されています。

ＢＣＰとは「企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこと」をいいます。

中小企業がＢＣＰを、できるだけ早く、できるだけ簡単に策定・運用するには、支援ツールの活用が不可欠です。

ＢＣＰ策定支援ツール
・中小企業ＢＣＰ策定運用指針（中小企業庁・事業環境部）

・事業継続計画書（神奈川県・商工労働部）

・あいちＢＣＰモデル（愛知県・産業労働部）

以上は独自ツールで、ひな形、記載例などを盛り込んで効率よく策定できます。

ホームページからダウンロードできます。

中小企業も突然発生する緊急事態に有効な手が打てるように、日頃から準備しておきたいものです。

「商店街アンテナショップ」！

全国の自治体が運営しているアンテナショップに新たな動きが見られます。

現在、全国の自治体アンテナショップは都内に５０店あります。

通常は、港区や丸の内、青山等山手線内側の広域繁華街にあります。これはマーケティング効果からは当たり前の出店場所といえます。

ところが最近は、商店街に出店するケースが出てきました。

例えば品川区の戸越商店街にオープンした「銀ちゃん物産シアター」があります。

一人ひとりの消費者ニーズをよりきめ細かく吸い上げるためには、商店街へのアンテナショップ出店が必要になります。

まさに、マイクロマーケティングの実践です。

「マーケティングにおける代替と補完関係」！

一つの商品を値上げすると、他の商品が売れたり、逆に値下げすると一緒になって売上が上がる商品がでたりします。

こういった現象を「需要の交差弾力性」といいます。

また、一つの商品を値下げすると、他の商品の需要が減少する場合を「代替関係」といい、一つの商品を値下げすると、別の商品の需要も増加する場合を「補完関係」があるといいます。

店舗においては、代替関係と補完関係にある商品を知っておく事と、売上データは少なくても商品カテゴリーで把握しておくことが大切です。

「創業塾 最終日」！～秋田県中小企業団体中央会主催～

昨日は、秋田県青少年交流センター「ユースパル」で秋田県中小企業団体中央会主催、「創業塾～意思あるところに道は開ける～」が開催されました。

最終日は「資金プラン/収支計算書」等についてお話させて頂きました。

売上積算については、売上に根拠を持って頂く事や、収支で利益が出なかった場合は計画修正やコンセプト変更をして頂く事等もお話しました。

ご参加された皆様の中から１人でも多く起業して頂きたいと思っております。


創業塾



受講生の皆様、３日間大変お疲れさまでした。

「何によって憶えられたいか」！

「何によって憶えられたいかを自らに問い続けることは大切である。

これは、自らの成長を促す問いである。

なぜならば、自らを異なる人物、そうなりうる人物として見るよう仕向けられるからである。

運のよい人は、この問いを人生の早い時期に問いかけてもらい、一生を通じて自らに問い続けていくことができる。」

～Ｐ・Ｆ・ドラッカー～