令和の札所を歩く ~失われた札所を探して~

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(イベントガイド)飯能市・唐竹白髭神社 例大祭

2023-07-29 07:35:00 | ご開帳・縁日・イベント(寺社仏閣)

さて、今回は、飯能市にえる「唐竹白髭神社」の祭礼に行ってきました⛩


来訪日:令和5年7月23日(日)


神社名:白髭神社(しらひげ)

所在地:飯能市唐竹9−2

御祭神:猿田彦、天照大神
管理人:宮司
例大祭:毎年7月第四日曜日


①建物:あり
②神主:あり
駐車場:あり
④トイレ:あり
⑤写真撮影:可能
⑥御神体写真撮影:不可
⑦御朱印:なし



(レポート)
白髭神社の祭礼に合わせて近くの札所のご開帳もありました。せっかくですので、見学させていただきました。



鳥居からの眺めです。
雰囲気あります。



なんと創建は716年!
本殿は室町期。県内でも五本の指に入る古社ではとのこと。
なぜこの飯能の地に鎮座されたのでしょうか🤔



拝殿です。
今日は扉が開いています😄
中には拝額が飾られてました。


開始まで時間がありますので、境内を散策👣👣



隣の摂社です。
三社をお祀りしています。



境内社です。
字がだいぶ掠れてましたが、「白峯神社」と書いてあるようです。
ご祭神不明。



白峯神社から下ると「俵神社」がありました。
ご祭神不明。
蛇の絵馬がかかっていました。
(撮影は、はばかれましたのでやめました)



右の丸い石はなんでしょうか?
草が伸びて近くに行くのはやめました。



さて戻りましょう🏃💨💨💨



いよいよ祭礼が始まります。


神主さま2名、奏者1名、役員の方10人くらいです。


今年もコロナの対策のため、役員のみでの開催とのことでした。


私は少し離れた場所で見学させていただきました。


(撮影許可を得ていないため文章でお楽しみください)


宮司による祝詞が始まりました。
私は全く詳しくないのですが、聞いた事のある言葉(例えば「かしこみかしこみ」)はありませんでした。


ご祭神に神饌(神への食事)や供物でしょうか。神主が並べていきます。


横笛の演奏が始まりました。
音色が境内に流れます.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬
それに合わせて宮司が、御祭神の簾を開けていたようです(みえませんでした)。



役員の方へのお祓い棒・大幣(おおぬさ)で厄を払います。



以上で終了でした。
だいたい15分くらいでしょうか。




帰り道にマリーゴールドが咲いてました。夏でも元気です。



来月は盆踊りもあるようです。



(最後に)
役員の方に話を伺えました。

・バブルの頃に移住者が増え、現在この唐竹地区は180軒あるそうです。しかし氏子はもともと住んでいた29軒とのこと。新しい方はなかなか入ってくれなく、また氏子の高齢化も進み、役員を決めるのが大変とのこと。

・氏子も少ないため神社の維持管理が大変。この神社は特に観光名所でもないため賽銭収入も見込めないとのこと。歴史ある古社の管理が今後の課題。

・役員の方の子供の頃は祭礼も賑やかで屋台が出たり、旅芸人を見るのが楽しみだったそうです。


由緒ある古社を維持管理していくのは本当に大変な事だと思います。

貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。



(博物館ガイド)坂戸市主催「第26回坂戸市埋蔵文化財出土品展」

2023-07-28 07:06:00 | 企画展・見学会・博物館
来訪日:令和5年7月25日(火)

なかなか行く機会がなく、最終日になんとか時間休とって行ってきました🏃



あー、最終日。
しかも15時…




さかろんのお出迎え。
人気はあるのかな?



いよいよ受付です。
平日の真昼間。
しかも猛暑なので、誰もいないと思いきや…



(写真を撮りませんでしたが)
中には、たくさんの小学生が!
そういえば夏休み。
みんな熱心に見学しています
👀✨


そんな中にスーツ姿のオジサンが一人…
すごく浮いてる感じ‪𓂃 𓈒𓏸


小学生が去ってから、ゆっくり見学開始👀✨




まずは受付でパンフレットをいただきました。
古墳時代中心の展示のようです┗|∵|┓




まずは焼き物。
土師器&須恵器などです𓌉◯𓇋



壺です。
祭祀用?



たくさんの壺が。
日常用?



土釜です。
土器に比べ、煮炊きがしやすくなったのでわ。



円筒はにわ。
少し違った角度で撮影してみました。





甲冑です。
よく残ってましたね😳



倭鏡です。
少し小さめ



「蛇行剣」です⚔️✨⚔️✨⚔️✨⚔️✨⚔️
今日一番の目玉では!


たしか先月くらい奈良県で2メートルを超える蛇行剣が発見されていましたね。


関東では4例目。
祭祀に使われたようです。




次は、はにわゾーン┗|∵|┓



こんな表情や



こんな表情も



軽い笑みも

はにわは表情豊か😄




こちらも目玉の一つでは👀


量産された土師器&須恵器が並ぶ中で明らかに高級感のオーラを発していました⭐️

こんな器を購入できる豪族がいたということです。




(データ)
開催場所:坂戸市文化会館フレア
住所:坂戸市元町17−1
開催期間:終了



(最後に)
・坂戸市では定期的に出土品の展示を行っています。
資料館でなく広めの会議室を使用しての展示により、出土品の間隔を広くとっているため、ゆっくり見ることができました。

・今回はなんといっても「蛇行剣」を、見れた事が一番の収穫でした👀✨




(寺社仏閣ガイド)世田谷区・九品仏(浄眞寺)

2023-07-25 07:04:00 | 寺院
(訪問日)令和5年7月22日


所用のため、久しぶりに自由が丘に行ってきました。



駅前です。
おー、懐かしい風景。



約束まで時間があるため、浄眞寺(九品仏)に寄ってみました✋😌👌



東門と書いています。
現在修理中です🔨💥



参道です。
木陰があるため涼しげです。



仁王門です。
で、でかい!



天然記念物のイチョウです。
時期に来てみたいです🍁⠜



仏足石です。
足跡がかなり大きいのですが🐾



いよいよ本堂(龍護殿)です。
私たちの住んでいる娑婆世界を表しています。



御本尊さまが見えてきました👀✨



いよいよご対面です。
釈迦如来像です✋😌👌
これは、またでかい!!



アップで撮影してみました。
(オリンパスSP820です)



手前は御賓頭盧さまです。
撫でさせていただきました。



謎のキャラクター「九品(きゅうぽん)」です。
奥にあるのであまり見る人はいないようです😢



パンフレットをいただきました。



龍護殿に向かって正面(対岸)には、三つのお堂(三仏堂)が並んで建っています。
こちらが極楽浄土を表しています。



こちらは阿弥陀像です。
螺髪(らほつ。髪の毛)が青です。なぜ?



案内板です。


御朱印をいただきました。
仏像の絵がかわいらしい😌👌



仏像をうっとり見ていたら、時間が足りなくなってきました。
少し急ぎ🏃



観音堂です。
道内には観音さまがいらっしゃいます。


さらに急いで


閻魔堂です。
中を覗いて退散しました。



(データ)
寺院名:浄眞寺(じょうしんじ)
所在地:世田谷区奥沢7-41-3
御本尊:釈迦如来像
宗派:浄土宗

①建物:あり

②住職:在住

③管理人:住職
④駐車場:あり
⑤トイレ:あり
⑥堂内写真撮影:可能
⑦御朱印:あり(500円)
⑧ご開帳:-


最後はバタバタと見ましたので、また機会ありましたら訪問します🙏



約束の時間が迫ってきました。
急げ💨



おー、懐かしい😄



用事も済んだので、駅に向かいます。

それにしても暑い😡😵



帰り道で発見👀✨
ご挨拶だけしましょう🙏



ミストが出てました。
気持ち良い💧




拝殿です。
きれいな形をしています。



案内板です。



(データ)
御祭神:速玉之男命、伊弉冉尊

管理人:宮司
駐車場:?
トイレ:あり
御朱印:あり(書き置き300円)
例大祭:毎年9月第一日曜日他




境内社の伏見稲荷神社です。



手水鉢です。
足元を支えているのは鬼?人?



御朱印をいただきました。
きれいな色使い😀




入口にあるのは馬頭観音?


(最後に)
・阿弥陀如来を安置している三仏堂に入ると外の喧騒も消え、少し締まった空気感。仏像と静かに向かい合う事ができました。
・境内は緑も多く、また堂内も外よりは気温が低いため、気分をリフレッシュできました。





(札所ガイド)入比坂東三十三観音(十九番)・蜜蔵院/鳩山町 8/33

2023-07-22 07:30:00 | (札所)入比坂東三十三観音

(来訪日)令和5年7月17日


今日は十九番を目指します。


暑くなりそうなので、早めに出発しました👣👣



さすがのひまわりも疲れ気味🌻ꉂ🌻ꉂ🌻ꉂ🌻ꉂ🌻ꉂ🌻



前方左側に見えてきました。

もう気温が上がってきました😵

(現在朝5:58)



お地蔵様がお出迎え🙌




到着しました。

小さな地蔵堂ですが、なかなかの構え🙏



宝篋印塔です。

きれいに残っていました。



お地蔵さまの足元です。

丸彫りですが、土台は新しいようです。



札所案内板です。

とても状態良好です。



寺院名:蜜蔵院(廃寺)

所在地:鳩山町赤沼2102付近

札所番号:十九番

御本尊:聖観音

宗派:-


①建物:なし(地蔵堂のみ)
②住職:-
③管理人:近隣の方
④駐車場:なし
⑤トイレ:なし
⑥堂内写真撮影:可能
⑦御朱印:-
⑧ご開帳:-


お堂はきれいにされていました。今も地元の方に大切にされているようです。



時間があるので、もう少しぐるっと廻って帰りましょう



道端に石仏群🙏



ここは、鳩山町を通っていた鎌倉街道上道(かみつみち)です。国史跡に指定された毛呂山町の上道に繋がっていきます。

鎌倉武士も通ったんですね🤔




鎌倉街道沿いの廻国碑です。



薔薇が咲いてました🌹✨



真光寺に到着しました。

こちらは武州八十八霊場二十四番です。

別の機会に改めてご紹介します。



三嶋神社の鳥居です⛩

よくよく見ると、車で通り抜けできます🚙 💨💨

次回に寄らさせていただきます🙏



マリーゴールドです。

暑くても元気💪🏻


鳩山町は、あと1ヶ所かな?



(難易度)★★【2.0】
・札所へのアクセス★★
・御朱印受領 -
・堂内(現地)見学 -



(満足度)★★+【2.5】
・案内板の保存状態良好


(御詠歌)
秘密せし 無いしやう住の御蔵より 法りの宝を 与えへこそすれ


☆あと残り25/33☆


お寺の詳細については以下の
ブログやHPを参考にしてください。
・武州の札所+ さん
・散歩 山歩 贅歩 参歩 さん






(石仏&石碑ガイド⑤)日高市/高麗郷ブラ散歩・石造物巡り

2023-07-19 07:19:00 | 石仏・石碑
今回は日高市で開催されました「月例・高麗郷ブラ散歩(7月)高麗地区 石造物巡り」に参加して来ましたので、そちらのレポートです✋😌👌

(レポート)
来訪日:令和5年7月15 日


日高市の高麗公民館では、毎月第3土曜日に「高麗郷ブラ散歩」を開催してるようです。
1、2回目は参加できませんでした。今回は予定も合い、しかも「石仏」巡りでしたので張り切って参加しました💪🏻



今回は大好物の石仏巡りです。



ついに昨年購入したこの本が活躍する日がきました!



天気も曇りで散歩日和☁️



今日の工程です。
ガイドはボランティアの「おもしろ見つけ隊(?)」の方が二名です。


今回は「馬頭観音」をメインに見るそうです🐴


だいたい二時間の工程です。


さあ、出発です👣👣


公民館脇の道を進みます。



出発してすぐに最初の石碑に到着しました。
まずはお地蔵様にご挨拶を🙏
渋沢栄一公も通った古道の十字路にありました。



古道を下ります。
高麗川のきれいな流れ🏊



橋を渡った所にある馬頭観音です🐴

馬頭観音は現世に留まり、諸悪を駆逐し、衆生のあらゆる苦悩を断ち切ることを使命としています。



辻に立っていらっしゃいます。
風化し表情がわかりませんが、
馬頭観音は憤怒の表情をされています。
左の石塔は道標。右坂戸道、左吾野道。



しばし休憩。
ここは「清流」地区。いかにも涼しげな名前ですが、さすがに今日(15)は暑かった😵




あじさいが辛うじて、まだ咲いてました💠🌿‬ ܸ
ここの地区は少し高い所にあります。



石仏群です。もともとは別の場所にあり、こちらの集会場に集められたようです。

江戸時代、馬は交通・運搬・使役にとても重要な動物がでした。馬頭観音は馬の守護神として信仰されたようです。

特徴は頭に馬の頭が乗っかっています。



道端にきれいに咲いてました。




こちらは、未登録の馬頭観音との事。


日高市は養蚕が盛んな地域だったそうです。
養蚕の盛んな地域の馬頭観音には、頭が馬+顔がお姫様の場合もあるそうです(飼ってた馬と娘の恋愛の話があるそうです)。



不思議な植物?



ブルーベリーもなってました。
酸っぱいかな?



日和田山の入口で小休止💧
こちらの山は低山で、ハイカーに大人気です⛰️


蚕は「おしらさま」と呼んでいる地域もあるそうです。
1頭2頭と数えるそうです(人間に育てられているため)。
体重は1万倍にもなるそうです!



登山家「田部井順子」さんの石碑がありました。田部井さんはエベレストに登られた方です。
病気(?)の後、リハビリのために何回も日和田山に登られたそうです。



散歩もいよいよ終盤。
供養塔(大乗妙典)です。
通勤路で毎日お会いしてます🙏



鳩が麦を食べていました🕊𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎
近づいても逃げません。
夢中で食べてるようです🌾



最後の見学場所の長寿寺です。
なんと六面憧を撮り忘れました…


(こちらは実は高麗坂東の札所です。堂内見てないためまだ未掲載です)



ブラックベリー?
たわわになってました🍓


以上で公民館に到着し、終了となりました。


(まとめ)
・今回は石仏巡りのため参加してみました。わかりやすいガイドで、とても良く理解できました。
・今回は馬頭観音中心でしたが、他の石仏も見てみたいです。
・摩耗が進み、表情がわかりにくくなっている石仏もありました。野外は難しいです。
・今回改めて感じたことは、石仏は庶民のためにあるということです。どの石仏を見ても、地元の方によってきれいにされていて、とても大事にされていました。貴族でもなく、武士でもなく、庶民のためのもの。
一般の方が気軽に拝める仏様なんですね。

・ガイドのみなさん、お世話になりました✋😌👌