この日は能勢妙見山のさらに北、歌垣山へ行きました。
天気は良好で気持ちの良い山歩きが出来、また、うめ子のショートパンツデビューの日でもありました。
パンツの下にはワコールの「CW-X」タイツをはいています。
レディスのものは、ピンクなど女性らしい差し色が入っているのですが、
それが気に食わないのと、丈が少し合わないことから、うめ子はメンズのものを買いました。
ボクとのお揃いになります。
これは大変珍しいことで、普段ならばクールな彼女は決してお揃いなど買わないのですけれど、
下りで膝が痛くならず、なおかつ安めのものとなると、この製品しかないのです。
能勢電鉄妙見口バス停より、歌垣山登山口バス停へと向かいます。
8時22分 歌垣山登山口
貴重なうめ子のお茶目な写真です。
この写真を見ながらうめ子は
「なんか嫌ぁ~、弾けれてないよね」
と言っておりました。
でも、他の方のブログを見て
「他の人は覇気があるのよね。私って覇気無いわね。たまには弾けた感じを出してみる」と、
決めたのはうめ子なのですからね。
(日常の生活の中では、充分弾けているのですけれど・・・)
しばらくは道路を歩くのですが、きれいな水の流れている用水路が通っています。
もしかしたらワサビなど有りはしないかと探してしまいました。
レンゲソウ(ゲンゲ。学名:Astragalus sinicus)が咲いていました。
子供の頃に畑一面のレンゲの中で、意味もなくミツバチを捕まえて遊んだものです。
水田の緑肥として栽培されるそうですね。
カキドオシ(学名:Glechoma hederacea subsp.grandis)です。
茎や葉を茹でて食べることの出来る野草です。食べたことはありませんけれど。
林道が終わり、体もホクホク暖まってきたところで上着を脱いでしまいます。
ここで軽く準備運動もすませ、本格的に山歩きのスタートとなります。
(うめ子の着ていた上着はモンベルです)
まだ未熟な植林地帯を歩き・・・
奇麗な若葉の自然林の中を歩きます。
バス停から30分も歩くと、視界が開け、山頂は目の前です。
9時06分 歌垣山公園
どうやら歌垣山には男山と女山があるようで、こちらは男山になります。
広場には石碑やログハウスが建てられており、明るく感じの良いところです。
もちろんトイレもありますので、安心して登ってください。
標識のある方向に六甲山や妙見山があるようです。
視界は開けているのですが、そう高い山ではありませんから、展望が良い方ではありません。
石碑に向かって気持ちを引き締めているボクなのですが、結局なんの石碑だったのかは見れていません。
もともと歌垣山の由来が農村部の祭り、
それも若い男女たちが即興の歌を交わしあったことからこの名がついたようです。
現代で言えば「コンパ山」でしょうか。
きちんと鋪装された道を歩き、すぐ近くの女山へと向かいます。
こちらも広場になっていて、公園の一部なのでしょう。
展望台が作られており、少しだけ景色が良く見える工夫がされています。
この周辺は日当たりが良く、ワラビがたくさん顔を出していました。
ワラビはボクの大好物です。
山では、ところどころのお店でワラビの束を売っていますが、街へ近付くほどに、その価格は値上がりしてゆきます。
1束が100円から順番に、200円、300円と。
後日、灰汁抜きをしたワラビを久しぶりに食べることができました。
アクの抜けたワラビに、味の素とお醤油だけで、ねっとりシャッキリとしたワラビを味わうのです。
炊きたての白いご飯にとてもよく合います。まったくこれは、春の大きな幸せのひとつです。
歌垣山(553.5m)の三角点です。きれいに飾られた三角点というのも、妙な感じのするものです。
また少し茶目っ気を出してしまって・・・
階段を下ると道路が見えてきました。
9時40分 堀越峠
それでは、また、次回【其の二】もよろしくおねがいいたします。