大阪最北端の町、能勢町。我々のとくに好きな地域(妙見山)に来た。
この日は、往路にしか通ったことのない初谷コースを復路に下ることを目的としてやってきた。
まだ行けていなかった近くの青貝山にも行くつもりだ。
妙見口駅~青貝山~天台山~初谷コース~妙見口駅
「妙見山(方面)に行く」と思うと、とても元気になる(結局、妙見山山頂へは行かずじまい)。
7時55分 能勢電鉄妙見口駅 相変わらずレトロな、趣のある建物
駅前の道路を右へと折れ(右の自販機群の向こう側)、登山道へと道なりに歩く。
8時03分 交差点
「保育所前バス停」を過ぎ、交差点を渡り直進する。
わりと交通量があるので、車には気を使う。
豊能町立吉川保育所の前を通過する。
もちろん日曜日なので園児たちはいない。
枝道があるけれど無視し、広い本道をひたすら歩くと、15分ほどで丘の上にある新興住宅地へと出た。
犬の散歩をしている人たちの目を気にしつつ、
住宅地の脇、ニチニチソウが路肩に茂った道をさらに進む。
8時22分 三叉路
ここで小休止、上着を脱ぎ、真ん中の道へ進む。
三叉路の左;天台山・光明山・妙見山
真ん中:下止々呂美・青貝山
右:東ときわ台小学校方面
8時27分 分岐
しばらく下ると、分岐となり、道標に従い左の山道(青貝山・とんぼ池方面)へと進む。
たまに道標やテープを不必要なものとして文句を言う人がいるが、我々未熟なハイカーとしては大変ありがたい。
道標はほどほどにならあっても良い。
近頃は登山が大人気なので、今まであまり人の来なかった山にも人は来る。
まだまだ不慣れな人も多く経験者ばかりが歩くわけではない。
道標がなく正規ルートを外れ間違った道を「作って」しまうくらいなら、あっちだこっちだと指示してくれているほうがありがたい。
なにより新たに道が出来てしまうのだから草木が可愛そうだ。
だからといって、ベタベタとテープだらけだったり、意味の無い自己顕示物があるのも困りものだけれど・・・
8時33分 分岐 青貝山東コース道標(1.5時間)
山道へと入り5分ほど進んだところで、今回のコース最重要分岐に着いた。
ここから直進すれば青貝山へは1時間半である。
目立つ道標(青貝山東コース)に気を取られず道の右側、足元に目をやると、
青貝山西コースへの道標がひっそりとある。
危うく見落としそうになったが目ざとく見つけ、そちらへと進む。
西コースだと30分ほどで青貝山へ到着することができるのだ。
青貝山西コース(30分)道標
分岐を下ると、すぐに橋を渡る。工事現場の足場のような危なっかしい橋だ。
赤テープを頼りに東へと上り、スギ林の中を歩く。
天然林の雰囲気の良い谷間に出て左方向へ斜面を上る。
8時42分、斜面を登りきったところで鉄塔下に出た。
鉄塔を通過し10分ほど上ると平坦な道になるが、少し荒れぎみだ。
8時51分、分岐を左へ(南東方向)と進むと、すぐに青貝山山頂となる。
8時52分 青貝山山頂
展望はあまり開けていないけれど、日当たりの良い広場は休憩するには良い山頂である。
次に進む道はどこだろうと周囲に目をやると、道標が目に付いた。
道標に従い、東へと天台山を目指して下る。
アップダウンを繰り返す道を淡々と歩いていると、
「タッタタッタ」と、大きな(人間くらい)生き物を想像させる足音が聞こえてきた。
なんだなんだナンナンダ?と、しばらく観察していると、遠くに鹿の逃げ行くおしりが見えた。
このあたりで鹿に遭遇するとは思いがけず、少しびっくり、少し嬉しく、
鹿の後姿をしばらく見送ってから再び歩き始めた。
9時17分、分岐を左(黄色テープに「とんぼ池・トキワ台」とある)へと進む。
かなりの急斜面を上り、分岐から5分ほどで鉄塔を通過した。
ここから約30分で天台山に到着予定である。
鉄塔を過ぎてから稜線(?)歩きとなり、しばらく気分よく歩く。
9時35分、分岐
9時48分、展望良好
9時50分、正面に天台山を見ながらの上り
10時05分 倒木
植林地の中、天台山山頂への目印となる倒木に到着した。
二またに別れた道を天台山山頂へと進むのだが、コースからは外れてしまうので、
山頂からまたここまで戻って来なければならない。
大阪府の「土石流テレメータ装置天台山中継局」を過ぎてすぐ、天台山山頂だ。
テレメータとは遠方から電気信号として送られてきた測定量を解読し、指示あるいは記録する装置。と三省堂の大辞林にある。
10時08分 天台山山頂
テレメータの中継局建物の隙間が腰掛けて休むのにちょうど良い案配になっていたので、
ここで早めの昼休憩をとることにした。
10時08分~10時46分 お昼休憩
休憩を終え、倒木の所まで戻り妙見山方向へと歩く。
10時55分 道路 この付近から光明山へ15分ほど
植林の中の道が終わり道路へと出た。
道路からは左へと歩く。
前回は道路の途中にある入り口から入り、光明山へと山道を歩いたのだけれど、
この日は光明山へは行かず、道路を歩いて楽をしてしまった。
たまには道路歩きも良いものだ。
正面に妙見山山頂の星嶺が見えていた。
11時12分 広場
「初谷川自然の森」と書かれた看板のある広場があり、
ベンチ・テーブルが設置されていた。道路の脇だけれど、休憩するのに良さそうだ。
初谷コースの合流地点が見えてきた。
青い案内標識看板の下、左手谷側へと進むと初谷コースとなる。
コースの入り口には「通行止め」とあり、今回の「初谷コース下り編」もここまでか!
と一瞬あせったけれど、どうやら崩落箇所があるけれども、歩行者は気を付ければ大丈夫なようだ。
そのまま初谷コースへと進む。
岩のゴロゴロしたガレた道だけれど、なぜか楽しくなるコースだ。
沢のせせらぎのせいだろうか。
どうやらここが崩落場所のようで、右側の斜面から拳大の岩が初谷川へと流下している。
うめ子が意味ありげにに指し示しているが、やってみたかっただけなのだ。
ミツマタ(学名:Edgeworthia chrysantha・ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木)の花蕾
「今年もあるかな?」と楽しみにしていたので、出会えて良かった。
「これが加水分解ってやつか」と、落ちていた靴底を観察。
ボクの靴底より溝がしっかりしているように見える。
こういうものを見てしまうと、加水分解が早いか靴底がすり減るのが早いか、ボクの靴の微妙な今日この頃を切実に感じる。
実はこの前、駅で登山靴をバックパックにぶら下げている人を見かけて靴底を大切にしている人(?)は、山に行ってから履き替えるのかと軽くショックを受けているのだ。
初谷コース終わりの方にある謎のトーテムポール。
このあたりの河原では、テントをはって家族がキャンプしている姿をよく見かける。
12時35分 妙見口駅
今回の山歩き、見知った山菜など見かけることが出来るかなぁなどと期待していたのだけれど、
まだまだ季節ではないようだ。
ケーブル駅下の売店でワラビが売られるようになる季節、早く来ないだろうか。
後半はいつものコースだったのでかなり端折ってしまったが、後ほどルートマップも追加予定である。
それでは、まったねー!!
この日は、往路にしか通ったことのない初谷コースを復路に下ることを目的としてやってきた。
まだ行けていなかった近くの青貝山にも行くつもりだ。
妙見口駅~青貝山~天台山~初谷コース~妙見口駅
「妙見山(方面)に行く」と思うと、とても元気になる(結局、妙見山山頂へは行かずじまい)。
7時55分 能勢電鉄妙見口駅 相変わらずレトロな、趣のある建物
駅前の道路を右へと折れ(右の自販機群の向こう側)、登山道へと道なりに歩く。
8時03分 交差点
「保育所前バス停」を過ぎ、交差点を渡り直進する。
わりと交通量があるので、車には気を使う。
豊能町立吉川保育所の前を通過する。
もちろん日曜日なので園児たちはいない。
枝道があるけれど無視し、広い本道をひたすら歩くと、15分ほどで丘の上にある新興住宅地へと出た。
犬の散歩をしている人たちの目を気にしつつ、
住宅地の脇、ニチニチソウが路肩に茂った道をさらに進む。
8時22分 三叉路
ここで小休止、上着を脱ぎ、真ん中の道へ進む。
三叉路の左;天台山・光明山・妙見山
真ん中:下止々呂美・青貝山
右:東ときわ台小学校方面
8時27分 分岐
しばらく下ると、分岐となり、道標に従い左の山道(青貝山・とんぼ池方面)へと進む。
たまに道標やテープを不必要なものとして文句を言う人がいるが、我々未熟なハイカーとしては大変ありがたい。
道標はほどほどにならあっても良い。
近頃は登山が大人気なので、今まであまり人の来なかった山にも人は来る。
まだまだ不慣れな人も多く経験者ばかりが歩くわけではない。
道標がなく正規ルートを外れ間違った道を「作って」しまうくらいなら、あっちだこっちだと指示してくれているほうがありがたい。
なにより新たに道が出来てしまうのだから草木が可愛そうだ。
だからといって、ベタベタとテープだらけだったり、意味の無い自己顕示物があるのも困りものだけれど・・・
8時33分 分岐 青貝山東コース道標(1.5時間)
山道へと入り5分ほど進んだところで、今回のコース最重要分岐に着いた。
ここから直進すれば青貝山へは1時間半である。
目立つ道標(青貝山東コース)に気を取られず道の右側、足元に目をやると、
青貝山西コースへの道標がひっそりとある。
危うく見落としそうになったが目ざとく見つけ、そちらへと進む。
西コースだと30分ほどで青貝山へ到着することができるのだ。
青貝山西コース(30分)道標
分岐を下ると、すぐに橋を渡る。工事現場の足場のような危なっかしい橋だ。
赤テープを頼りに東へと上り、スギ林の中を歩く。
天然林の雰囲気の良い谷間に出て左方向へ斜面を上る。
8時42分、斜面を登りきったところで鉄塔下に出た。
鉄塔を通過し10分ほど上ると平坦な道になるが、少し荒れぎみだ。
8時51分、分岐を左へ(南東方向)と進むと、すぐに青貝山山頂となる。
8時52分 青貝山山頂
展望はあまり開けていないけれど、日当たりの良い広場は休憩するには良い山頂である。
次に進む道はどこだろうと周囲に目をやると、道標が目に付いた。
道標に従い、東へと天台山を目指して下る。
アップダウンを繰り返す道を淡々と歩いていると、
「タッタタッタ」と、大きな(人間くらい)生き物を想像させる足音が聞こえてきた。
なんだなんだナンナンダ?と、しばらく観察していると、遠くに鹿の逃げ行くおしりが見えた。
このあたりで鹿に遭遇するとは思いがけず、少しびっくり、少し嬉しく、
鹿の後姿をしばらく見送ってから再び歩き始めた。
9時17分、分岐を左(黄色テープに「とんぼ池・トキワ台」とある)へと進む。
かなりの急斜面を上り、分岐から5分ほどで鉄塔を通過した。
ここから約30分で天台山に到着予定である。
鉄塔を過ぎてから稜線(?)歩きとなり、しばらく気分よく歩く。
9時35分、分岐
9時48分、展望良好
9時50分、正面に天台山を見ながらの上り
10時05分 倒木
植林地の中、天台山山頂への目印となる倒木に到着した。
二またに別れた道を天台山山頂へと進むのだが、コースからは外れてしまうので、
山頂からまたここまで戻って来なければならない。
大阪府の「土石流テレメータ装置天台山中継局」を過ぎてすぐ、天台山山頂だ。
テレメータとは遠方から電気信号として送られてきた測定量を解読し、指示あるいは記録する装置。と三省堂の大辞林にある。
10時08分 天台山山頂
テレメータの中継局建物の隙間が腰掛けて休むのにちょうど良い案配になっていたので、
ここで早めの昼休憩をとることにした。
10時08分~10時46分 お昼休憩
休憩を終え、倒木の所まで戻り妙見山方向へと歩く。
10時55分 道路 この付近から光明山へ15分ほど
植林の中の道が終わり道路へと出た。
道路からは左へと歩く。
前回は道路の途中にある入り口から入り、光明山へと山道を歩いたのだけれど、
この日は光明山へは行かず、道路を歩いて楽をしてしまった。
たまには道路歩きも良いものだ。
正面に妙見山山頂の星嶺が見えていた。
11時12分 広場
「初谷川自然の森」と書かれた看板のある広場があり、
ベンチ・テーブルが設置されていた。道路の脇だけれど、休憩するのに良さそうだ。
初谷コースの合流地点が見えてきた。
青い案内標識看板の下、左手谷側へと進むと初谷コースとなる。
コースの入り口には「通行止め」とあり、今回の「初谷コース下り編」もここまでか!
と一瞬あせったけれど、どうやら崩落箇所があるけれども、歩行者は気を付ければ大丈夫なようだ。
そのまま初谷コースへと進む。
岩のゴロゴロしたガレた道だけれど、なぜか楽しくなるコースだ。
沢のせせらぎのせいだろうか。
どうやらここが崩落場所のようで、右側の斜面から拳大の岩が初谷川へと流下している。
うめ子が意味ありげにに指し示しているが、やってみたかっただけなのだ。
ミツマタ(学名:Edgeworthia chrysantha・ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木)の花蕾
「今年もあるかな?」と楽しみにしていたので、出会えて良かった。
「これが加水分解ってやつか」と、落ちていた靴底を観察。
ボクの靴底より溝がしっかりしているように見える。
こういうものを見てしまうと、加水分解が早いか靴底がすり減るのが早いか、ボクの靴の微妙な今日この頃を切実に感じる。
実はこの前、駅で登山靴をバックパックにぶら下げている人を見かけて靴底を大切にしている人(?)は、山に行ってから履き替えるのかと軽くショックを受けているのだ。
初谷コース終わりの方にある謎のトーテムポール。
このあたりの河原では、テントをはって家族がキャンプしている姿をよく見かける。
12時35分 妙見口駅
今回の山歩き、見知った山菜など見かけることが出来るかなぁなどと期待していたのだけれど、
まだまだ季節ではないようだ。
ケーブル駅下の売店でワラビが売られるようになる季節、早く来ないだろうか。
後半はいつものコースだったのでかなり端折ってしまったが、後ほどルートマップも追加予定である。
それでは、まったねー!!