うみくら通信

四日市を流れる海蔵川をメインフィールドに活動する海蔵川探検隊・うみくらの活動ブログです。

2016海蔵しぜんクラブ 海蔵川観察会 秋編

2016-09-08 23:22:55 | 日記

みなさま、こんにちは。  はっと気づけばもう9月、秋ですね~。

さて今回は、9月3日に海蔵川、末広橋上流で行われた「2016海蔵しぜんクラブ海蔵川観察会 秋編」の模様をお伝えします。

前日の天気予報では当日は午前中曇りで午後雨の予報だったのですが、見事に外れて?いい天気になりました!

いつものように海蔵市民センターに集合して簡単な説明をして川へ向かいました。

もう10年ほど同じ場所で観察会を行っていますが、ここ最近は川底の様子が大きく変わって長めの脚立を伸ばさなければ川へ降りる事が出来ないくらい、左岸側の川底がえぐられています。  また中洲もだんだん浸食されて、以前は砂地が露出していて余裕で荷物を置けたのですが、現在は畳3畳分くらいのスペースしかありません。 やっぱ川は生きているんだなと思いました。

順番に梯子をおりてから簡単な採り方の説明をして早速生き物探しの開始です。 さて何が採れるかな?

およそ40分ほどガサガサした後、何が採れたか見てみる事にしました。

みんなのバケツには結構色々な生き物が入っています。今回は何も採れなかった子はいないみたいです。良かった!

もうこの時期に最下流部の新開橋の可動堰が開いていたので汽水域の生物がこの辺りまで遡上してきていました。マハゼやゴクラクハゼなどのハゼの仲間が結構たくさん採れました。あとやはり大きくなったモクズガ二! 産卵前にちょっと観察させていただきました。

観察会が終わった後はみんなでゴミ拾いを行いました。 ありがとうございます!

 

市民センターに戻った後に何が採れたかまとめを行いました。

今回確認された生き物は・・・

水温25℃

魚類   ウキゴリ、マハゼ、ゴクラクハゼ、ヌマチチブ、カワヨシノボリ、ウナギ、タモロコ、カワムツ、オイカワ、ギンブナ、コイ、モツゴ、カダヤシ、メダカ

昆虫類 コオニヤンマ、コヤマトンボ、タイコウチ、アメンボ

エビ・カニ・貝類 ヌマエビ、テナガエビ、スジエビ、モクズガニ、タイワンシジミ

鳥類 カワセミ、ダイサギ、アオサギ、カワウ

以上でした。 今回採集した生き物は翌日四日市市少年自然の家にて行われる「森のオープンデー」に出展いたしました。

みなさま、大変お疲れさまでした。 今シーズンはこれで終了ですが、また来シーズンもよろしくお願いします!



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