あんまりお天気がいいから、塩手山の桜が見たいなと思って。今日は暖かいから塩手山が霞んで見える。
塩手山は標高282m、相馬市内唯一の一般登山が可能な山。
昔、塩手山には手長大神という神様が住んでいて、山から手を伸ばして松川浦の魚や貝をとって食べていたという手長大明神伝説があるという。
塩手山の登山用駐車場へ向かう途中に咲いている十月桜。
十月桜は、半八重咲き中輪の桜。花びらに独特のよじれがある。花の色は淡紅色だけど、一つの花に白~濃いピンクが入り混じるのが特徴。
10月頃から咲き始め、冬の間も小さい花が断続的に春まで咲く。
塩手山の登山口に咲いている四季桜。
四季桜は、白色で一重咲きの中輪の桜。冬桜と似ているが、花の裏側、ガク筒の下部が膨らんでつぼ型をしている。
春と秋の年2回花を咲かせ、特に秋の開花は紅葉の時期と重なる。
四季桜の見頃に合わせて、塩手山の「日本で一番遅い」山開きが行われたのは、11月23日のこと。四季桜は今はもう少しずつ散り始めてる。
陽ざしをいっぱいに浴びて、ミツバチがぶんぶんと羽音をたてて飛び交ってる。春の桜が待ち遠しい…