小泉八坂神社は、元禄4年(1691)第五代藩主相馬昌胤公が、中村城の艮(うしとら・東北)の鬼門を護り、悪魔を祓う「牛頭天王社」として祀った社。明治時代になって八坂神社へ。
社号標と一の鳥居
参道の石段と手水舎、二の鳥居
拝殿と扁額、流造の本殿。御祭神は須佐之男命。
境内の様子
向かって右側に吽象、左側に阿像。彫りは浅く、表情もわりと穏やか。
3段カールとレースの襟みたいなたてがみ、左右に3つずつ巻いた尻尾がかわいらしい。
後ろ姿は凜々しく…
牛の神使さま、角は立派なんだけど表情は優しい。
石碑
神社は小高い山の上にある。南側の山肌にたくさんの穴、横穴墓群? いやいや昔の製塩事業のなごり? 何だろうか?
相双12社の神玉を集める「奥州相馬神玉巡拝」の1社。神玉の模様はみんな違っていて、小泉八坂神社は御祭神の牛頭天王にちなんで「牛」と供え物の「キュウリ」。でも1玉500円だから、ずっと迷ってて足踏み状態。御朱印と同じで、集め始めたらキリがないからなあ…