海月美紗のおでかけ日記

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3月28日(木)相馬三妙見めぐり

2024-03-28 17:20:00 | 神社仏閣

奥州相馬氏の始祖である平将門(903?~940)は妙見信仰に篤く、下総国に「妙見宮」を創建。

相馬氏も先祖にならい、1323年に太田、1336年に小高、1611年に相馬中村へ居城を移した際にそれぞれの城内に「妙見宮」を祀った。

やがて、明治維新後の神仏分離令により「妙見宮」の社号はそれぞれ改められる。
 
 



相馬太田神社
少し高台にあり、見晴らしがいい。高い木立に囲まれて、閑静。
境内はきれいに掃き清められ、手水舎には花が浮かべられていた。





相馬小高神社
鳥居をくぐり、石段を登り切ると視界が開け、城跡の雰囲気に包まれる。
相馬野馬追で最も重要な神事「野馬懸」が、この境内で行われる。
 





相馬中村神社
社殿の西側には「国王社」が祀られている。御祭神は「平将門」。
「妙見中村神社」という社額が掲げられ、地元では今でも「妙見様」と呼ばれることがある。
 
 
 

相馬小高神社の枝垂桜は、まだつぼみ。
 
 
明治を境に社号が変わった3つの神社。現在の御祭神は、いずれも「天之御中主神」。
呼び名が変わっても、御祭神が変わっても、地域の人々から崇拝され、心の拠り所となっていることに変わりはない。
桜が満開に咲く頃、相馬野馬追が開催される頃、またたくさんの人々がお参りに訪れる。










 
 
 
 

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