ウェネトさまの館

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ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

黒展(月ノ出画廊)

2021年04月08日 20時37分38秒 | 展覧会・美術関連

前回の日記の続きでございます。

午後からは、月ノ出画廊「黒展」を観ましたのじゃ。
https://tsukinodegarou.webnode.jp
(写真撮影は許可を得ておりまする)

先月初めて行って「鳥展」がツボだった、完全予約制のプライベートギャラリー。
今回のテーマは「黒」じゃ。

会場はこんな感じ。
こちら側には出品作品。黒い作品が並ぶ様も、かっちょいいのぅ。
参加作家は、井上洋介、内田亘、岡本博紀、北本晶子、五月女佳織、高津ゆい、堤岳彦、中島萌、ナカミツキ、橋野友希、橋本六久、松本亮平、藤岡正祥、藤原採歌、藤原悠里、安岡亜蘭、弓指貴弘、yutaokuda、渡邉氷。


 

そしてこちらには、ギャラリーオーナーの「黒」コレクション(非売)が、25点ほど展示されてございます。


 

映り込みやら反射やらでボツ写真が多いのじゃが、何とか雰囲気分かるものを、作家名50音順で。

★内田亘《HOME》
窓や煙突のオバケや犬も、描かれた線もたいそう可愛い。


 

★岡本博紀 (上から)《銀色の夜》/《深層》 板パネルに水彩紙、インク、紅茶 15.8×22.7㎝ 2021
この写真では全く分からぬが、2点とも魚の鱗模様が緻密でツボ。


 

★北本晶子《I have a fever.》15.5×20㎝ Mezzotint
好きな作家なのじゃ。


 

★高津ゆい《置物のふりをするカラスの静止画》
好きな作家で作品色々観ておるが、ペン画を観たのは初めてやも知れぬ。


 

★橋野友希(左から)《花香る》/《花の 宵》 Pouring medium,acrylic on canvas 直径150㎜ 2021
アクリルとメディウムの作品。もう少し大きな作品も素敵じゃったが、写真は映り込み酷くてボツ。


 

★橋本六久《墨染》F6
カッコいいぞよ。


 

★藤原採歌《コガネムシ》150×150 漆・うずら卵殻
数点出品のうち、うずらの卵の殻を使ったこちらが特にお気に入り。


 

★藤原悠里(左から)《Camellia》/《Iris》 2021 墨 アクリル絵具 水干絵具
色の線で描かれた模様が文字のようじゃ。


 

★松本亮平《百鳥図》F3
様々な鳥のいるこの作品は、前回の「鳥展」にも出品されておったが、写真撮影大失敗で載せられなかったのじゃ。
今回も映り込み酷いが、載せまする。


 

「鳥展」でやはりお気に入りだった、中島萌のカラスの作品《錆びぬ者》も出品されておりました。
(写真は「鳥展」の時のブログに載せておりまする) 

ギャラリーオーナーのコレクションからも4点をば。(タイトルの表示などは無し)

★小林範之


 

★首藤由希


 

★楚里勇己


 

★yueru


 

会期は4月26日まで。ご興味ある方は、ぜひご予約なさりませ。
完全貸切状態で、予約枠の1時間までたっぷり観られますぞ。

★おまけ話
ぐるっとパス2021購入したらば、今までずっとあったスタンプラリーがなくなってて、ちと寂しい。
コロナ禍じゃから仕方ないがの。


 

★本の話:其の壱
皆川博子の『夜のリフレーン』、単行本未収録作を精選した短編集で、24の短編にどっぷり浸ったぞよ。
これが全て全て単行本未収録だったというのも驚きじゃ。
伊豫田晃一のカバーイラストも素敵よのぅ。


 

★本の話:其の弐
宮部みゆき「三島屋変調百物語シリーズ」、救いのない怖ろしい話からほのぼの切ない話まで、面白くて読み出したら止まらず、第5巻まで一気読みして目がショボショボ。
聞き手のおちかが第5巻で卒業してしまって寂しいぞよ~。