お昼に給食を頂きました。もう遥か彼方の記憶の中の給食で、我ながら変な気持です。ちゃんぽん麺とコロッケ、牛乳と言うメニュー。スープと麺が別々にしてあり麺がのびないように工夫されているのかな?…しかし既に麺はの~びのび。食材の野菜や肉の産地を放送で知らせています。ご馳走になりながら不安になった。”食育”も重要な教育の筈ですが失礼ながらこの味では子供の時に育つ舌にある未蕾、味覚の芽が育たないと思う。私は麺を半分にしたのでスープの具材が見えているが、一玉全部入れたら麺、麺麺麺…。娘は「子供たちの好きなメニュー」と言っているが栄養だけでなく味も重要です。きんたろう牛乳がご当地足柄産でほっとしました。千代小学校の皆さん面白い体験をありがとう。
ミニ・アルバム作りのお手伝いをした小田原市立千代小学校です。創立は明治初期と言いますから歴史がある。それを物語るのが校庭に聳える欅の大木、夏には子供たちのために涼しい木陰が出来るのでしょう。小田原の北東、JR御殿場線下曽我駅の当たりに自然環境に恵まれてこの学校はあります。学校の左右にお寺がある。昔このお寺が喧嘩ばかりしているのでその間に学校を建てたという逸話もあると聞きました。周りの人々の応援で”ほたる田”や”くぬぎ林”を造り学習に使っているそうです。
製本教室のYさん考案のミニ・アルバムを卒業記念に作るというイベントのお手伝いをした。仲間のWさんのお嬢さんがお勤めの小田原市立千代小学校です。六年生100人余りの生徒がクラス別にミニ・アルバムを作る職業家庭科の時間です。Yさんが考えたカッター・ナイフは勿論、鋏、のりなど何も使わず折っていくだけで小さなアルバムが出来上がる素晴らしい製本キットです。事前に生徒自身が好きなように学校生活の思い出に残る写真を集めレイアウトし、Yさんがプリントしてシートを準備した。10人程の生徒の間を飛び回って励ましたリ褒めたり、数分お付き合いをするとそれぞれの個性が解り、この生徒を先に面倒をみてこの生徒は後でも大丈夫…なんて解ってきて面白い。素朴で純真な子供たちばかりで本当に楽しかった。