京都在住のドイツ人マルティナさんは東日本大震災後、自分に何が出来るか考えた時、東北の婦人たちに編み物教室を提供しようと行動に移しました。ドイツの両親は心配して帰ってくるように言ってきました。しかし彼女の長男の「友達を捨てていくの?僕は裏切り者になりたくない」の一言に決断しました。このカラフルな美しい糸が被災地の多くの人たちの癒しになればとドイツから糸を取り寄せました。雑誌に紹介され、私の近くの手芸屋さんにも糸はありました。ウール75%、ポリエステル25%の混紡で靴下には丁度良い。私も手慰みに編んでみたが次は何色でどうなるのかな…とわくわくしながら編める。きっと被災地の御婦人たちの慰めに大いになった事でしょう。(ぽかぽか陽気の今日毛糸の靴下なんて、やっと完成したので…大目に見てください)