旅の終わりの前の日、エルサレムのホテルから自分宛にハガキを出して見た。10日間程かかって届きました。一週間ちょっと前までイスラエルにいたなんて考えられない。全く違う文化の中、張り詰めた空気に身を置いてとても有意義であったと今つくづく感じています。
胡麻をお菓子にアレンジしてよく使っています。胡麻ペーストとチョコレートのミックスしたような、ヌガーのようなお菓子もありました。これは蜂蜜で胡麻を固め、表面にビスタチオを飾ってあります。何処かの門を出た所の出店で手に入れました。10$だったかしら…。イスラエル全土でUS$が使えます。ただし、大きなお店以外はおつりはシェケルになります。
バルミツバ、13歳の少年の成人式で撒かれていた飴を7,8歳の女の子が私に手渡してくれた。可愛かった彼女の写真を撮らなかった事を悔やんで、その”飴”を日本へ持って帰りました。しかし頂いてみたが何ともいえない中東の香りと味…ごめんなさ~い…です。
イスラエルでは死海の塩や泥がミネラルをたくさん含んでいる事から美容関連の産業も進んでいます。ホテルでは泥パックなどの予約を受け付けている。興味がなかったので見なかったが、チェックすれば面白かったと後悔しています。フランスや日本へも関連商品を輸出しているそうです。石鹸を…半信半疑で使ってみたのですが、しっとりツルツルで驚いたあ。一個35シェケル、900円弱。日本では3倍するらしい。数日前から洗顔だけに使うようにした。”たかが石鹸されど石鹸”なんですね。
仲間のお一人に教えて頂いて、イスラエルにはキング・ソロモンの石と言う石があると知りました。彼女は大きなペンダント・トップを買われましたが、私は直径1㎝ぐらいの銀台のピアスにしました。キング・ソロモンはこの石を金より尊く考え、シバの女王へ贈ったといわれています。賢者の石としてクリエイティブな問題解決を容易にさせるなどのエネルギーを持っているパワー・ストーンとして知られているらしい。4000円ぐらいだったかなあ。横は銀のダビデの星のペンダント・トップ。
主の祈りの教会のスーベニア・ショップでマリアさまとヨセフが赤ちゃんイエスを囲んでいる、オリーブの木で彫られた一家を買う事が出来た。黒すじのないオリーブの木を探していたのですがやっと見つけました。温かい雰囲気が伝わってきます。
イスラエルのワイン、日本にも輸入され好評だと聞きました。洗練はされていないけど酷のあるワインです。”YARDEN"と言うメーカー。ゴラン高原ワイナリーと書いてある。ワインはフランス、イタリアと思っている人にはゴラン高原産ワインなんてエキゾチックでしょう?それで思わず買ってしまった。350ml 19ドルですから1500円ぐらいでしょうか。結構高いと思いませんか。
入国は意外と簡単でしたが出国は厳しかった。イスラエルへの入国スタンプが押されているとシリア、ヨルダン、リビアなどへの入国は拒否される場合があるので、予定のある人はスタンプを押してもらわないように…と言っています。出国はいろいろ聞かれ、下手な英語は話さないようにとの事。パスポートのチェックもジロジロ、時間をかけます。荷物のチェックも二度三度…。荷物がベルトから出てくるスピードが速くて乱暴で、荷物をキャッチ出来なかったら身体に当たり怪我をしそう、ああ怖い。…と言う具合です。仲間の一人は機内持ち込みのキャリー・バックを落し物として係員に持っていかれ、戻して貰うのに大変でしたよ。