先日、幼なじみの同級生N屋さんの新宅祭に行ってまいりました。
この新宅祭とは、新しく完成した住宅で行う事です。
まず、新しい住宅に棚を設置し、おふだをおまつりします。
おふだは、日本の総氏である天照皇大様と地域の氏様です。
氏様とは、その地域をご守護下さっている様です。
おふだは、近くの神社に行けばございます。
次に、お米・お酒・海の幸・山の幸などをお供えし、神主さんが神事を行います。
神事では、神主さんが祝詞(のりと)を奏上します。
住宅が無事に完成したことへの感謝と、家族が安全に健康に暮らせますように祈ります。
そして、家の隅々をお祓いお清めし、家族全員でお参り致します。
新宅祭は、建築緒祭事(地鎮祭・上棟祭など)を締め括る意味でも重要な神事といえます。
もちろん、引越しやリホームした場合も同様にお祓いし祈願致します。
棚は、日常の感謝の念を捧げる場であり、家族の芯が曲がらないように軌道修正する場であります。
家族そろってお参りする時間をつくる事をおすすめします。
家族そろって神棚に手を合わすことで、家族の心を合わすことを心掛けます。
そうしますと、自然と心がおだやかになり、家族円満に導いてくれます。
2歳のお子さんです。
お供えのバナナをもらって大喜び。
私にもなついてくれて嬉しかったです。
N屋さん、このたびは、おめでとうございました。
ご家族皆様のご健勝をお祈り致しております。
宮司一筆
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