浦幌神社・乳神神社の宮司一筆  

神社や日本の伝統文化で培われてきた教えやヒーリング(癒し)をお伝えしております。浦幌神社・乳神神社宮司の一筆。

全国に10数人しかいない病気

2009年05月16日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願の神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

先日、週刊女性5月12・19日合併号の記事に、小中学校の同級生の子どもが載っていました。

内容をみて驚きました・・・・

「がんばれ!小さな戦士」

子どもの闘病の日記です。

毎月最終の発売号に記載されている特集です。

全国に10数人しかいない病気と闘っているのは、足澤花恋ちゃん(4歳)。

病名は「片側巨脳症」。

片側の脳が肥大して生まれてくる病気だそうです。

花恋ちゃんは右脳が悪く、左側に障害がでているそうです。

この病気には、いろいろな合併症もあるそうです。

なかでも、ケイレンがひどく、1回、5~6分。1日、20~30回にも及んだそうです。

最大24時間のうち延べ3時間もケイレンが続いたそうで、想像するだけでもその大変さが伝わってきます。

ケイレンが止まるように、東京の都立神経病院で右脳の神経を切断する手術を行いましたが、術後1ヶ月でケイレンが再発。

再検査の結果、左脳も悪いことが判明したそうです。

左脳の神経まで切断すると全身が動かなくなります。

残された術は、薬でコントロールしていくというものでした。

一時は、食べ物も水さえも受け付けない状態。

食事はともかく薬だけでもと時間をかけて薬を与える様子や栄養不足で点滴に通う日々を繰り返していたことが記されたいました。

今年の3月から、花恋ちゃんの胃にはチューブが通され、直接栄養がいくようになり、体調がよくなってきたそうです。

今は口からごはんも食べられるようになるまで回復しているようです。

 

実は私、雑誌でこのことを知りました。

先日、地元の同級生等で久しぶりに集まりまして、一人の子が雑誌をもってきてくれたんです。

そこで、この話を聞いて・・・

今まで知らなかったので、正直驚きました。

さっそく コンビ二で雑誌を購入。

読み終えて、胸がつまり、言葉が出なくなりました。

この子には、2人のお姉ちゃんがいて、仲のよい家族写真も載っていました。

家族みんなで病気と闘っている様子が伝わってきます。

本当に大変だとおもいます。同級生みんな応援しております!

頑張れ花恋ちゃん! そして頑張れお母さん!

 


誰もが一生健康でありたいと願って生活しております。

しかし、避けられないのが病気です。

若い時は、あまり考えないでしょうが・・・

生まれた時から病気を背負って一生懸命頑張っている子どもたちもたくさんいるんですよね。


この子の写真を見ると、命の尊さだとか、、家族の大切さだとか、健康に働ける在り難さとかを改めて感じることができました。

当たり前と思うことの中に幸せがあるのに、どうして人は、すぐ忘れてしまうんでしょうね。

気が付けば、見当違いの中に幸せを探していることも・・・・


今日一日、無事に過せたことが何よりもの幸せです。

ふとした時に、感謝の心をもてる余裕(ゆとり)を持たねばと思いました。

 

 

健やかなる成長を氏様にお祈りしております。

宮司一筆

 


詳しい内容は、週刊女性5月12・19日合併号の57項です。より多くのひとに読んで頂ければと願っております。

 

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