浦幌神社・乳神神社の宮司一筆  

神社や日本の伝統文化で培われてきた教えやヒーリング(癒し)をお伝えしております。浦幌神社・乳神神社宮司の一筆。

土用丑の日について

2009年07月18日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願 縁結びの神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

 

暑い日が続いていることでしょう。

少し涼しげな画像でもどうぞ・・・・

 

 

 

 

 

 

夏バテ対策=やっぱり「うなぎ」ですよね。

明日は、土用丑の日。「うなぎ」の日ですよね。

この土用丑の日とは、一体何でしょうか?

 

土用について

土用=土曜で、毎週土曜がうなぎ? やった~!・・・・ではありませんよ。

「土用」 「土曜」 字が違います。

土用とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間をいいます。つまり、土用は1年間に4回あるのです。

暦を見ますと、2月4日が立春、5月5日が立夏、8月7日が立秋、11月7日が立冬になります。
 
その前の18日間が土用となります。

土用の期間は、土公という様が支配し、土の気が盛んになる時期といわれ、土をいじったり、殺生を忌む習慣があります。

昔は、葬送がなどがあっても土用をさけ、延期したともいわれております。

今日では、一般的に夏の土用のみをさすようになり、立秋の前の18日間をいいます。

今年は、7月19日が土用入りで、8月6日が土用明けとなります。

 


丑の日について

丑の日の「丑」は、十二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の「丑」です。

暦には1日ごとに十二支が配列されております。

安産祈願の「戌の日」もこの十二支の配列によります。

 

 

土用丑の日とうなぎについて

夏の土用の期間を「暑中」とも呼びます。暑中見舞が行われる時期です。

期間中は猛暑ですよね~。

ということで、夏バテ防止の様々な習わしが伝えられております。

土用丑の日に「うなぎ」を食べると夏バテしないという習わしは有名ですよね。

この起源については諸説あるようですが、代表的なもをご紹介します。

江戸時代の蘭学者、平賀源内がうなぎ屋から頼まれて、土用丑の日はうなぎというキャッチコピーを看板に書いたところ、お店は大繁盛!

それが民間に広まったという説です。

これは、土用丑の日に「う」のつくものを食べると夏負けしないという伝承を平賀源内が利用したと言われております。

「う」のつく食べ物とは、「うなぎ」のほかに「梅干」「瓜」「うどん」などがあります。

また、うなぎの黒色にちなんで、「土用しじみ」「土用餅(あずき餅)」などを食べる習わしもあります。

みなさんも「う」のつくものを食べて、心も身体も健康に頑張りましょう。

  

宮司一筆

 

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