浦幌神社・乳神神社の宮司一筆  

神社や日本の伝統文化で培われてきた教えやヒーリング(癒し)をお伝えしております。浦幌神社・乳神神社宮司の一筆。

七草粥(ななくさがゆ)

2010年01月06日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願 縁結びの神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

正月7日は「七日正月」と呼ばれ、七草入りのお粥を食べる風習があります。

この日は、古くから伝わる五節句の一つ、人日(じんじつ)にあたります。

では、五節句とは?

人日(じんじつ)・・・正月7日

上巳(じょうし)・・・3月3日(桃の節句)

端午(たんご)・・・5月5日

七夕(しちせき)・・・7月7日

重陽(ちょうよう)・・・9月9日

一年の節目の日で、年中行事を行う日とされています。

桃の節句、端午の節句は、ご存知ですよね。

昔から節句の日には、集落全体で仕事(農作業)を休む習慣があったようです。

 

明日は、人日(じんじつ)の節句にあたります。

この日に「七草粥」を食すと邪気が祓われ、1年間無病息災で過ごせると云われいます。

江戸時代では武家の公式な祝日とされていました。

 

 

ところで、七草とは?

・ ・ ・ ・ ?

苦いイメージはありますが、すぐ出てきませんよね。


せっかくの機会ですので、調べてみました。


芹(せり)・・・・・セリ科の多年草。精を養い血流を整える。神経痛、リュウマチ、通風に効く。

薺(なずな)・・・・・アブラナ科の二年草。いわゆるぺんぺん草。煎薬として利尿、解熱、洗眼に用いる。

御形(ごぎょう)・・・・・キク科の母子草(ははこぐさ)。咳、痰に効く。

繁縷(はこべら)・・・・・ナデシコ科の二年草。産後の浄血、催乳に効く。 

仏の座(ほとけのざ)・・・・・キク科の二年草。別名コオニタビラコ。  胃腸に効く。

菘(すずな)・・・・・ アブラナ科 。現在のカブのこと。消化促進効果がある。

蘿蔔(すずしろ)・・・・・アブラナ科 。現在の大根のこと。葉はビタミンを多く含み、根の汁は打撲ややけどに効く。

 

見ただけでも効きそうですね。

正月のお酒をチョットやり過ぎたあなた!

七草粥で体調を整えましょう。

私もその一人です。(苦笑)

 

宮司一筆

 

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