浦幌神社・乳神神社の宮司一筆  

神社や日本の伝統文化で培われてきた教えやヒーリング(癒し)をお伝えしております。浦幌神社・乳神神社宮司の一筆。

十勝太・厚内で船霊祭を斎行

2010年01月11日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願 縁結びの神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

1月11日、十勝太神社と厚内神社で船霊祭(ふなだまさい)が斎行されました。

十勝太神社

 

厚内神社

 

船には大漁旗が掲げられ、港全体でお祭りを祝います。

 

神前には沢山の海の幸がお供えされ、船霊様への感謝を捧げます。

今年も海上事故がなく、豊漁でありますよう漁業関係者とともにお祈り致しました。

 

宮司一筆

 

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船霊(ふなだま)について

2010年01月11日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願 縁結びの神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

1月11日は、十勝太神社と厚内神社の船霊祭(ふなだまさい)の日です。

そもそも、この船霊(ふなだま)とは、一体何でしょうか?

船霊とは、海上の安全を護る様です。

(本日、移動中に昆布狩石展望台より撮影)

船霊のことばは古く、平安時代初期に編纂された『続日本紀』や平安時代中期に編纂された『延喜式』の神名帳にも記載があります。

古くから漁民が祀ってきた様で、フナダマサン、フナダンサン等の名で信仰されています。

民間信仰が色濃く地域によって諸説あるため、古典から船霊の名を知ることは困難です。

言伝えによると船霊は、女性の神と信じられています。

漁師が女性を船に乗せたがらないのは、船霊が嫉妬するからとも云われています。

 

漁師は、船に命を預けて仕事をしております。

船霊の様への崇敬の念が篤いのは、当然のことといえます。

 

宮司一筆

 

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