浦幌神社・乳神神社の宮司一筆  

神社や日本の伝統文化で培われてきた教えやヒーリング(癒し)をお伝えしております。浦幌神社・乳神神社宮司の一筆。

豊作への祈り

2009年05月17日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願の神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

5月16日は、SS会の交流会があり、大正神社へ出向致しました。

皆様のご協力により、有意義な会となりました。ありがとうございました。

 

18:30より空手道の練習ですので、終了後、すぐ自宅へと車を走らせました。

すると、あまりにも北海道らしい いい感じの風景でしたので・・・・

つい、車を止めて撮影しました。

 

遠くでトラクターが忙しそうに動いております。

遅くまで、頑張っているんでしょうね。

農家さんのお蔭で、わたしたちの食卓は、栄養豊かになります。

健康を維持できるのも安心安全なものを生産して頂いているからですよね。

北海道十勝の農産物は、本当になんでも美味しいですよ!

びっくりするくらい美味しい!

自然の恵みと農家さんに感謝です。

 

いよいよ、5月19・20日は、浦幌神社春季祭典です。

明日より、社殿を掃き清め、のぼり立て、幕を張り、装飾をし、すべての準備を整えます。

今年の豊作への祈りを皆様と共に真心込めて氏様にお祈り致します。

宮司一筆

 

 


全国に10数人しかいない病気

2009年05月16日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願の神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

先日、週刊女性5月12・19日合併号の記事に、小中学校の同級生の子どもが載っていました。

内容をみて驚きました・・・・

「がんばれ!小さな戦士」

子どもの闘病の日記です。

毎月最終の発売号に記載されている特集です。

全国に10数人しかいない病気と闘っているのは、足澤花恋ちゃん(4歳)。

病名は「片側巨脳症」。

片側の脳が肥大して生まれてくる病気だそうです。

花恋ちゃんは右脳が悪く、左側に障害がでているそうです。

この病気には、いろいろな合併症もあるそうです。

なかでも、ケイレンがひどく、1回、5~6分。1日、20~30回にも及んだそうです。

最大24時間のうち延べ3時間もケイレンが続いたそうで、想像するだけでもその大変さが伝わってきます。

ケイレンが止まるように、東京の都立神経病院で右脳の神経を切断する手術を行いましたが、術後1ヶ月でケイレンが再発。

再検査の結果、左脳も悪いことが判明したそうです。

左脳の神経まで切断すると全身が動かなくなります。

残された術は、薬でコントロールしていくというものでした。

一時は、食べ物も水さえも受け付けない状態。

食事はともかく薬だけでもと時間をかけて薬を与える様子や栄養不足で点滴に通う日々を繰り返していたことが記されたいました。

今年の3月から、花恋ちゃんの胃にはチューブが通され、直接栄養がいくようになり、体調がよくなってきたそうです。

今は口からごはんも食べられるようになるまで回復しているようです。

 

実は私、雑誌でこのことを知りました。

先日、地元の同級生等で久しぶりに集まりまして、一人の子が雑誌をもってきてくれたんです。

そこで、この話を聞いて・・・

今まで知らなかったので、正直驚きました。

さっそく コンビ二で雑誌を購入。

読み終えて、胸がつまり、言葉が出なくなりました。

この子には、2人のお姉ちゃんがいて、仲のよい家族写真も載っていました。

家族みんなで病気と闘っている様子が伝わってきます。

本当に大変だとおもいます。同級生みんな応援しております!

頑張れ花恋ちゃん! そして頑張れお母さん!

 


誰もが一生健康でありたいと願って生活しております。

しかし、避けられないのが病気です。

若い時は、あまり考えないでしょうが・・・

生まれた時から病気を背負って一生懸命頑張っている子どもたちもたくさんいるんですよね。


この子の写真を見ると、命の尊さだとか、、家族の大切さだとか、健康に働ける在り難さとかを改めて感じることができました。

当たり前と思うことの中に幸せがあるのに、どうして人は、すぐ忘れてしまうんでしょうね。

気が付けば、見当違いの中に幸せを探していることも・・・・


今日一日、無事に過せたことが何よりもの幸せです。

ふとした時に、感謝の心をもてる余裕(ゆとり)を持たねばと思いました。

 

 

健やかなる成長を氏様にお祈りしております。

宮司一筆

 


詳しい内容は、週刊女性5月12・19日合併号の57項です。より多くのひとに読んで頂ければと願っております。

 

浦幌神社・乳神神社 詳しくは→こちら

浦幌神社・乳神神社の梅の花満開です。

エゾリスくるみがリポートしております。→ここ

 

 

 

 

 


浦幌神社春季祭典打ち合わせ総代会

2009年05月14日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願の神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

5月13日、午後7時より、浦幌神社社務所におきまして、総代会が開催されました。

この総代会は、新に選出された総代・副総代さんの顔合わせを兼ねまして、

浦幌神社春季祭典の打ち合わせを行っております。

 

今回の総代会では、前総代長の岡本幸雄氏が氏子会理事に就任しましたので、新しく総代長を選出致しました。

 

全員一致で、中谷定一氏が就任致しました。

41名の総代・副総代の取りまとめ役が総代長です。

今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

春季祭典の打ち合わせの議題も皆様のご理解を賜り、無事終了致しました。

 

浦幌神社春季祭典、当日まであと少しです。

 

日程は下記のとおりです。

宵宮祭 5月19日

 式典  午後6時00分 

 余興  午後6時30分~午後7時00分

 剣道奉納演武(浦幌剣道連盟・浦幌剣道スポーツ少年団)

 空手道奉納演武(浦幌町空手道連盟・浦幌町空手道スポーツ少年団)

 

 本祭 5月20日

 式典  午後3時00分

 余興  午後4時00分~午後4時30分

  子供じゃんけん大会(神社境内 雨天時社殿内)

 直会 午後5時00分より(浦幌神社々務所)

 

春季乳神神社祭 5月21日 午前11時より

 詳しくは下記(お知らせ)参照

 

当番区の本町・栄町1区・栄町2区・住吉町2区の皆様、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。

 宮司一筆

浦幌神社・乳神神社 詳しくは→こちら

境内の「野の花」を

エゾリスくるみがリポートしております。→ここ

 

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お知らせ

春季乳神神社祭(祈願祭)のご案内

安産祈願               子宝祈願            母乳授け

健康祈願         病気平癒(婦人病・乳癌・子宮癌) 

 

ご本殿の御とびらをお開きし、ご神体の乳房のコブの前で祈願致します。

日 時 5月21日 午前11時より 

※受付は午前10時15分より

場 所 浦幌神社境内 乳神神社前

 初穂料 3,000円より

 問合せは浦幌神社へ ℡015-576-2448

 

 


樹霊祭

2009年05月13日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願 縁結びの神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

5月12日、浦幌町緑化推進委員会主催の樹霊祭が行われました。

 樹霊祭は、浦幌神社境内にある「樹霊塔」の前で斎行されております。

せっかくですので、「樹霊塔」について少し記したいと思います。

 樹霊塔

 この樹霊塔を建立したのは、浦幌町木青会です。

浦幌町木青会? 

浦幌町史で調べますと・・・

 

木青会

林業の流通機構や林産加工などを研究する会として昭和43年に発足。

3年計画で、浦幌町東山の公園に道内植生の120種の幼木を移植し、「樹木園」をつくったことが書かれておりました。

「この樹木園はハイキングコースにもなっている」とありますので、現在のうらほろ森林公園のことでしょうか?


この木青会が、49年6月24日に「樹霊塔」を建設し樹霊祭をするようになりました。

樹霊祭とは、樹木の精霊をお慰めし、林業先駆者の労苦を偲ぶためのお祭りです。

 

おまつりする様のお名前は、

大山祇大(おおやまずみのおおかみ)→山の様です。

久久能知大(くくのちのおおかみ)→木の様です。

 手置帆負大(たおきほおいのおおかみ)→木工の様。山から木材を伐り宮殿を造った様です。

彦狭知大神 (ひこさしりのかみ)→木工の様。手置帆負大と同じ。

 以上4柱の様をお招きし祭事が行われます。


今年も町長はじめ、林業関係者、各団体代表者約30人が参列し、樹木の様と林業先駆者に感謝の誠を捧げました。

 

 


祭事のあとは植樹です。

今年の場所は浦幌町森林公園みのり館前です。

 参加者たちで、40本のエゾヤマザクラを次々に植えました。

 


帰省していた姉と姪も参加し植樹しました。

この子と共に健やかに成長してほしいです。

 

最後に記念写真!

 

みのり館で桜をみながら、バーベキュウーをするのもよいですね~。

いや~ビールが進みそう!(いつもですが・・・)

花が咲く日が楽しみです。

 

姪も植樹を手伝ってくれたので帰りにご褒美です。

寒い日でしたが、どうしても食べたかったようです。

ベジタブルショップでソフトクリームを嬉しそうに食べてました。

 

宮司一筆

浦幌神社・乳神神社 詳しくは→こちら

 梅の開花情報は、エゾリスくるみがリポートしております。→ここ

 

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お知らせ

 

春季乳神神社祭(祈願祭)のご案内

 

安産祈願   子宝祈願   母乳授け

健康祈願   病気平癒(婦人病・乳癌・子宮癌) 

 

ご本殿の御とびらをお開きし、ご神体の乳房のコブの前で祈願致します。

 

日 時 5月21日 午前11時より

       ※受付は午前10時15分より

 

場 所 浦幌神社境内 乳神神社前

 

初穂料 3,000円より

 

問合せ 浦幌神社 ℡015-576-2448

 

 


桜 見ごろ2

2009年05月07日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願の神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

今日も晴天です。

北海道は十勝の浦幌神社・乳神神社の桜も満開となりました。

狛犬さん 桜をバックに記念写真!

 

 

ぽかぽか 気持ちいいですね~。

境内の桜は、エゾリスくるみがリポートしております。→ここ

宮司一筆

 

 

 

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お知らせ

 

春季乳神神社祭(祈願祭)のご案内

 

安産祈願   子宝祈願   母乳授け

健康祈願   病気平癒(婦人病・乳癌・子宮癌) 

 

ご本殿の御とびらをお開きし、ご神体の乳房のコブの前で祈願致します。

 

日 時 5月21日 午前11時より

       ※受付は午前10時15分より

 

場 所 浦幌神社境内 乳神神社前

 

初穂料 3,000円より

 

問合せ 浦幌神社 ℡015-576-2448


桜 見ごろ1

2009年05月06日 | 宮司一筆

北海道十勝 子宝祈願 安産祈願の神社 浦幌神社・乳神神社より一筆啓上。

浦幌神社・乳神神社は、桜が見ごろです。

 

 

今日も天気がいいです。

暑くも無く、寒くも無く、ちょうどいい気候です。

連休も今日で終わり、明日から仕事の方もいらっしゃることでしょう。

ゆっくり休んで、明日からまた、頑張りましょう。

宮司一筆

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お知らせ

 

春季乳神神社祭(祈願祭)のご案内

 

安産祈願   子宝祈願   母乳授け

健康祈願   病気平癒(婦人病・乳癌・子宮癌) 

 

ご本殿の御とびらをお開きし、ご神体の乳房のコブの前で祈願致します。

 

日 時 5月21日 午前11時より

       ※受付は午前10時15分より

 

場 所 浦幌神社境内 乳神神社前

 

初穂料 3,000円より

 

問合せ 浦幌神社 ℡015-576-2448


立夏

2009年05月05日 | 宮司一筆

今日は、立夏です。

この日から、夏の気が立ちはじめるという意味があります。

帯広で気温24..9度、夏を感じさせる陽気となりました。

こどもの日ですから、家族で外出するには、最高の日になったことでしょう。

 

お父さん お母さん 急な暑さ、大丈夫でしたか?

急に暑くなると身体がこわい(しんどい)ですよね~。

だって、4月26日には雪が降ったくらいですから・・・。

どうぞお身体お大事に~。

 

立夏ですから、私も夏モードに切り替えて頑張ります。

 

そういえば・・・

昼時間に境内の桜を見にいきましたら、なんと、梅も咲きはじめておりました。

毎年、桜のあとに開花するのですが・・・・温暖化でしょうか?

エゾリスくるみがリポートしてます。こちらへ

 

宮司一筆

 

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桜が咲きはじめた

2009年05月05日 | 宮司一筆

GW中北海道内は、大変暖かい日が続きました。

北海道 浦幌神社 乳神神社の境内の桜も、

昨日からの陽気で一気にに咲きはじめました。

 

千島桜

 

 

いや~ きれいですね。

 

浦幌神社前の山桜も咲いてきまいた。

あと数日で満開です。

宮司一筆

 

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清掃奉仕

2009年05月04日 | 宮司一筆

昨日は、十勝明るい社会作り運動推進協議会浦幌町地区による清掃奉仕が行われました。

代表小倉忍様をはじめ、会員7名が境内の落ち葉などをきれいに掃いて下さいました。

 

 

 

  奉士者記念写真

 

清掃奉仕後、みなさんの家内安全を祈願致しました。

 

 

この活動は、春と秋の2回行われています。

毎年続けられている皆様の崇敬の念に深く感謝申し上げます。

 

宮司一筆

 

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新宅祭

2009年05月02日 | 宮司一筆

先日、幼なじみの同級生N屋さんの新宅祭に行ってまいりました。

この新宅祭とは、新しく完成した住宅で行う事です。

 

まず、新しい住宅に棚を設置し、おふだをおまつりします。

おふだは、日本の総氏である天照皇大様と地域の氏様です。

氏様とは、その地域をご守護下さっている様です。

おふだは、近くの神社に行けばございます。

 

次に、お米・お酒・海の幸・山の幸などをお供えし、神主さんが神事を行います。

神事では、神主さんが祝詞(のりと)を奏上します。

住宅が無事に完成したことへの感謝と、家族が安全に健康に暮らせますように祈ります。

そして、家の隅々をお祓いお清めし、家族全員でお参り致します。

新宅祭は、建築緒祭事(地鎮祭・上棟祭など)を締め括る意味でも重要な神事といえます。

もちろん、引越しやリホームした場合も同様にお祓いし祈願致します。

 

棚は、日常の感謝の念を捧げる場であり、家族の芯が曲がらないように軌道修正する場であります。

家族そろってお参りする時間をつくる事をおすすめします。

家族そろって神棚に手を合わすことで、家族の心を合わすことを心掛けます。

そうしますと、自然と心がおだやかになり、家族円満に導いてくれます。

 

2歳のお子さんです。

 

お供えのバナナをもらって大喜び。

私にもなついてくれて嬉しかったです。

N屋さん、このたびは、おめでとうございました。

ご家族皆様のご健勝をお祈り致しております。

 

宮司一筆

 

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祝日 3

2009年05月01日 | 宮司一筆

前回に続きまして残りの半年間です。

 

海の日 (7月の第3月曜日)
 「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。」

※明治天皇の北東・北海道巡幸の際、横浜港にご安着された7月20を「海の記念日」と定めた事に由来します。海に囲まれた日本です。海の恩恵に感謝しましょう。

 

 

敬老の日 (9月の第3月曜日)
 「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」

※聖徳太子が身寄りのない病人や孤老を収容する救護施設「悲田院」を設立した日と伝えられています。お年寄りの方々の大変な苦労があったからこそ、我々の今の幸せがあります。祖父母のみならず、周りのお年寄りに感謝しましょう。

 

 

 
秋分の日 (9月23日ごろ)
 「秋分日 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」

※この日の前後3日間を彼岸といいます。家庭では墓参りをして、先祖をおまつりします。宮中では歴代の天皇・皇后・皇族をまつる「秋季皇霊祭」が行われます。

 

 

体育の日 (10月の第2月曜日)
 「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。」

※昭和39年10月10日に東京オリンピックの開会式が行われたことを記念して定められました。

 

 


文化の日 (11月3日)
 「自由と平和を愛し、文化をすすめる。」

※明治天皇のお誕生日です。昭和2年に「明治節」として祝日として定められ、昭和23年に近代文化の目覚しい発展を遂げた明治時代を称え「文化の日」と改めて定められました。現在では、皇居で文化勲章の授与式が行われています。

 

 

 
勤労感謝の日 (11月23日)

 「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。」

※この日、宮中で新嘗祭が行われます。この新嘗祭というお祭りは、天皇陛下が宮中の神嘉殿に於いて、天照皇大神をはじめとする天地の神々に新穀や新酒をお供えし、御自らも親しくこれを食す儀式で、宮中でも最も重要な大祭の一つとされています。全国各神社でも、この日にあわせて収穫祭が毎年行われております。

 

 


天皇誕生日 (12月23日)
 「天皇の誕生日を祝う。」

※第125代の天皇として即位された今上陛下のお誕生日です。平成元年に祝日として定められました。

 

 

以上後半の祝日の説明でした。

 

 

見てみますと、皇室や日本の伝統文化にちなんで祝日が定められています。

祝日には、深い意味があったのですね。

私も神主をしていなければ、その意味を知らずにただ休暇をすごしていたことでしょう。

祝日は「ただの休暇」ではなく、「国民で祝う大切な日」なのです。

私も勉強不足ですが、年中の祝日の意義をしっかりと理解し、その日にちなんだ過ごし方をするように心がけたいと思います。


参考 「日本の祝日と国旗・国家のハンドブック」

    ↑とてもわかりやすいハンドブックです。(おすすめ)

 

 

宮司一筆

 

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祝日 2

2009年05月01日 | 宮司一筆

祝日は、現在、1年間に15日あります。

まずは、1月から半年間を見てみましょう。

元日 (1月1日)
 「年の初めを祝う。」

※家庭では、門松を立て、注連縄(しめなわ)を張り、鏡餅などのお供えをして、歳神様をお迎え致します。

 

 

成人の日 (1月の第2月曜日 )
 
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。」

※以前は、小正月の1月15日でした。20歳を成人とし、社会人の仲間入りをします。

 

 

建国記念の日 (2月11日)
 
「建国をしのび、国を愛する心を養う。」

※神武天皇が橿原の宮に即位された日。明治6年に「「紀元節」として祝日となりました。

 

 

春分の日 (3月21日ごろ)
 
「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」

※この日の前後3日間を彼岸といいます。家庭では墓参りをしてご先祖をおまつりします。宮中では「歴代の天皇・皇后・皇族をまつる「春季皇霊祭」が行われます。

 

 

昭和の日 (4月29日)
 
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。」

※昭和天皇のお誕生日です。以前は「みどりの日」でしたが、国民の要望で平成17年に改正されました。激動の昭和を生き抜いた先人の御蔭で今の平和があります。昭和の時代を改めて見つめ直す日です。

 

 

憲法記念日 (5月3日)
 「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。」

※日本国憲法は、施行されて一度も改正されておりません。現在、そぐわない点も多々あるようです。、国の成長を期するのであれば、国民が日本国憲法についてよく考えなければなりません。

 

 

みどりの日 (5月4日)
 
「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。」

※以前は「国民の休日」でしたが、平成19年に改正されました。自然に感謝し、緑化を進めていくことも大事です。

 

 

こどもの日 (5月5日)
 「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」

※端午の節句とも言います。昔から甲冑や鯉のぼりを飾り、男の子の健康と成長を願う日とされてきました。

 

 

以上前半を記しました。次回は後半です。

 

宮司一筆

 

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